「Nitto ATPファイナルズ」(イギリス・ロンドン/11月10日~17日/室内ハードコート)の大会初日、男子シングルスのグループ「ビヨン・ボルグ」第1戦で、世界2位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)が世界8位のマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)と対戦。6-2、6-1でジョコビッチが勝利し、その強さを見せつけた。試合時間は1時間3分。

両者は今回が初の対戦。ジョコビッチは同大会12度目の出場で、これまで5度の優勝を飾っている。6度目の優勝を目指すジョコビッチが快勝で白星スタートを切った。

第1セットでは第5ゲームから4ゲームを連取したジョコビッチ。その勢いはとどまらず、第2セットも序盤4ゲームを連取。ベレッティーニに1つブレークを許すも、すぐさま取り返して勝利を手にした。

ジョコビッチはこの試合、アンフォーストエラーが8本と非常に少なく堅実なプレーを展開。対するベレッティーニは28本となっていた。

また、強力なサーブをもつベレッティーニはファーストサーブの平均時速が214kmとなっていたが、ジョコビッチは90%のリターン成功率を誇っていた。さらにリターンゲームでのポイント獲得率は58%となっており、ツアー屈指のリターナーぶりを見せつけた。

セカンドサーブでのポイント獲得率もジョコビッチの75%に対し、ベレッティーニが29%と、あらゆる面でジョコビッチのスタッツがベレッティーニを上回っており、その強さを証明した。

勝利したジョコビッチは試合後のオンコートインタビューで「このロンドンでは"ウィンブルドン"を含めて良い結果を残せている。この大会はとても楽しみにしていた」と語った。

また、対戦相手のベレッティーニについては「彼はこの大会が初めてで、とても難しかったと思う。幸運にも先にブレークができ、自分のプレーが上手くいった」と思いやった。

勝利したジョコビッチは、グループ「ビヨン・ボルグ」でロジャー・フェデラー(スイス)とドミニク・ティーム(オーストリア)との対戦が控えている。またジョコビッチは今大会の結果次第では、現在世界1位のラファエル・ナダル(スペイン)を抜き、年末1位になることも可能。6度目の優勝、そして年末1位になれるか、注目される。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「Nitto ATPファイナルズ」でのジョコビッチ

(Photo by Rob Newell - CameraSport via Getty Images)