<写真・試合後、選手たちは笑顔で記念撮影に応じた> 11月10日、 大阪体育大学体育館にて令和元年度関西女子学生バスケットボールリーグ戦2巡目の最終戦が行われた。関学は立命大と対戦し、68-67で勝利した。   リーグ最終戦、1年間勝利を挙…


<写真・試合後、選手たちは笑顔で記念撮影に応じた>

 11月10日、 大阪体育大学体育館にて令和元年度関西女子学生バスケットボールリーグ戦2巡目の最終戦が行われた。関学は立命大と対戦し、68-67で勝利した。

   リーグ最終戦、1年間勝利を挙げられていない立命大と対戦した。第1Qでは、ミスが重なり流れを奪われる。得点を積めず、9-15で終えた。続く第2Q。猛攻を仕掛け、2点差にまで詰め寄った。F高木(法1)の得点から勢いづくと流れは関学に。だが、残り3分で関学の得点が止まる中、コンスタントに立命大が得点し、10点ビハインドで前半を終えた。巻き返したい第3Q。C上園(法4)が力強くドライブからゴール下に切り込み、得点。ここから逆襲が始まった。F渡辺(社4)が3点シュートを沈めると、高木が2連続得点。ピリオド終盤に交代選手として出場したC服部(法3)らが着実にチャンスをものにし、関学を勢いづけた。48-50で第3Qを終え、迎えた最終Q。F井上(文3)が逆転弾を放つと、流れをつかんだ。しかし、2点をリードする中、残り0.03秒でファウルを取られた。フリースローを2本沈められればオーバータイムに突入する場面。緊張感が漂う中、立命大の2本目のフリースローが外れた。この結果、68-67で約1年ぶりに立命大に勝利。リーグ戦を3位で終えた。

 次戦は12月10日、東京都大田区総合体育館にて第69回全日本大学バスケットボール選手権大会が行われる。

試合後のコメント

井上桃子主将「リーグ最終戦で、最後に勝って全日本インカレにいい形でつなげたいと思っていた。勝てたことについては、ほっとしている。ただ、試合内容は全然駄目だった。トラップ隊をつくってリズムをくずし、相手のターンオーバーが出せたのは良かった。チーム練習よりも個人技を多く練習してきた。だが、前半はミスを恐れてやってきたことを出せていなかった。後半からどんどん仕掛けていけて、チーム全員で勝利を引き寄せられたと思う。昨年は入れ替え戦に行ったが、今年は3位。いい結果かもしれないが、関西制覇を目指している中で、この結果は悔しい。次は全日本インカレ。ビッグ10を倒すという目標達成のため、全員で戦っていく」