第93回関東大学サッカーリーグ戦(後期)1部第20節 

11月9日(土)  たつのこフィールド


東洋大2-0駒大


<得点者>(アシスト)

22分 小林拓夢(山下)

28分 松崎


<出場メンバー>

▽GK

松本健太(国4=柏U-18)


▽DF

坂本涼斗(国3=柏U-18)

板倉洸(国3=横浜FM・Y)

土田直輝(国3=大宮Y)

野本幸太(国3=市立船橋)


▽MF

松崎快(国4=大宮Y)

坪川潤之(国4=矢板中央)

山下勇希(国2=昌平)

前田泰良(国1=鹿島Y)


▽FW

小林拓夢(国4=帝京長岡)→81分 松田佳大(国1=京都橘)

荒川勇気(国4=旭川実業)→90+2分 小澤裕太(国3=千葉Uー18)



小林の先制弾はチームを勢いづけた


ゴールを守り切った守護神・松本


山下は攻守にわたってチームに貢献



 第93回関東大学サッカーリーグ戦(以下、リーグ戦)1部残留のために、勝ち点3の獲得が絶対条件となるこの試合。前期リーグ戦では逆転負けを喫した駒大相手に、前半の小林と松崎の得点を守りきり2ー0で完封勝利。今季初の連勝となった。



 序盤は駒大のパワーある攻撃に押され自陣でのプレーを強いられる。ペナルティエリア内にも侵入されるが、CBの土田と板倉を中心に守備陣が体を張って防ぎ得点を許さない。その中で中盤から小林、荒川へと積極的にパスを運び得点の機会をうかがう。すると22分、山下からのパスを受けた小林がドリブルでゴール前へ。相手DFに競り勝ち打ったシュートはゴール左隅に突き刺さる。この先制点がチームに活気をもたらし、続く28分には松崎が相手の隙をついたループシュート。これも決まり2点リードで前半を折り返す。


 後半も前線へのパスワークで攻撃の姿勢を維持しつつ、相手のカウンターにも冷静なカバーリングで対応し決定機を与えない。終盤はセットプレーでひやりとする場面こそあったものの、GK松本のナイスセーブとセカンドボールを触らせない粘り強い守備でピンチを耐えしのぐ。その後も集中力を切らさずクリーンシートで試合を終えた。


 前半の2ゴールを徹底した守備で守り切った今回のゲーム展開を、古川監督は「理想通りの戦いだった」と評価した。依然降格圏内と厳しい状況に変わりはないが、2試合連続の完封勝利は選手の自信となったに違いない。リーグ戦残すは2試合、東洋大イレブンは1部残留に向け勝利だけを目指して戦う。



■コメント

・古川監督

我々は本当に残り3試合全部勝って、他チームの結果をという感じ。目先の1試合を拾っていかなければいけないので、まず勝ち点3を結果を得られたことに選手たちをたたえたい。(駒大に対して)相手のやってくることというのはわかっているし、その中でロングボールに対してファーストボール競り勝つというのと、その後のセカンドボールのところは今週のトレーニングで普段以上に取り組んだ。選手たちも相手の強みに対しての勝負だったので、後手に回るかと心配していたが、前半特に互角以上に土田、板倉が跳ね返してくれて、周りの選手もセカンドボール拾ってくれてという形で、理想通りの戦いだったと思う。(2試合連続の完封勝利だが)ちょっとずつ我々の良いところしっかりしまったゲームで失点をしない中で、数少ないチャンスをゴールにつないで得点を生んで勝利する形になりつつある。最後の最後ではあるがその状態になってきてくれたのは嬉しい。ただあと2試合をしっかりその形で連勝で締めくくって、あとは他チームの結果に委ねるとこに持っていけたらと思う。気を引き締めてほっとせずにやっていきたい。(松崎選手について)彼も今シーズン苦しんできてた1人。ここにきて本来の姿になりつつあって、それが攻撃面でも守備面でも貢献が増えてきた。残り2試合も大きな仕事をして後輩たちにバトンタッチしてほしい。(次節に向けて)継続していい守備をベースに、ゴールチャンスは思い切ってやり切るところと、そこに枚数かけることが必要。得点を取る確率を挙げる作業はしていかないといけない。そのためにボックス内にボールを供給していくことと、そこに人が入っていくことが大事。まず次の試合に集中していいトレーニングを積んで臨めればと思う。


・小林(国4=帝京長岡)

残留に向けて落とせない試合だったので全員がいい準備して取り組むことができて2ー0で勝てて良かったと思う。(得点シーンを振り返って)自分の仕事は点を取ることなので今日は難しいシュートだったが気持ちで押し込むことができて良かった。(駒大戦での勝利は2年ぶりだが)駒大対策としてシステムを変えるか4ー4ー2でやるかということで自分たちは変えずに4ー4ー2で本来の力を出すために1週間準備できたのでその準備が実ってくれたと思う。(次の試合に向けて)首の皮一枚つながっている状態が毎試合続いているので自分は点を取ってチームを勝たせることしかできないのでまずはそれをやることを一番に考えてまた1週間過ごしていきたい。


・松本(国4=柏Uー18)

前節同様負けたら降格が決まってしまうかもしれないという状況の中で試合に入って前節はしっかり早い時間で先手を打って、その後しっかり守り切るという自分たちの理想の形を作れていたので同じような形を作れるように前半からいい入りをしていこうという中で前半2点しっかり先行できて後半はきつい時間もあったが皆でしっかり体張って守れたので残り2試合も悪い状況は続いているので今日はとにかく90分通して守りきれたというのはすごく大きい。(GKから見た対戦相手について)僕も春の選抜に行った時に駒沢のスタッフのもとであの様な感じのサッカーをやってて、それは別に否定することはなかった。相手は一本でやってくるというのはわかっていたので僕らとしてはしっかり競り合いをして、セカンドボールを拾って、上に浮いているボールを自分達の足元に収めてサッカーをしようという中で、今日はファーストも結構強く行けてセカンドもしっかり回収できたというのは今日の勝利につながった。(2試合連続無失点について)今日に関しては僕がそんな仕事したというよりかはDF陣がしっかり体張って守ってくれたので最後自分に来たところは集中してやろうと思っていたのでそれがしっかり結果に反映されたのはすごい良かった。(次節に向けて)まだ最下位という状況は変わってないので変わらず残りの2試合も勝ち点3が絶対マストになってくるので僕たちはその勝ち点3をしっかり取れるように準備して、あとは他のチームの結果次第なのでいい準備して勝ち点3取れるように頑張る。



・山下(国2=昌平)

残留に向けて落とせない試合っていうのは残り3試合変わらないところだったが、相手駒大ってところで相手のサッカーを知っている分、自分がやるべきことは明確だったのでそういった部分ではセカンドボールだったり守備の面でうまくいった部分もあった。(先制点のアシストについて)自分がいい形で前にいけたのでああいったシーンを増やしていけば今日みたいな点になるのかなと改めて実感した。(次節に向けて)自分たちは落とせる試合がないので、1戦1戦戦って必ず残留できるように残り2試合やっていきたい。



[次節試合予定]

第93回関東大学サッカーリーグ戦(後期)1部第21節 

11月16日(土) vs専大 県立保土ヶ谷公園サッカー場にて 14:00キックオフ



TEXT=酒井菜摘 PHOTO=谷口奏生、牧田のどか、友寄慈温