シーズン最後に年間の上位8選手で競う「Nitto ATPファイナルズ」(イギリス・ロンドン/11月10日~17日/室内ハードコート)が、いよいよ開幕する。世界2位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)は、ツアー最終戦に12回目の出場予定。6度目の優勝を目指すジョコビッチの、これまでの戦績を振り返って紹介する。

■最終戦初出場時は20歳、当時世界3位

2007年、当時20歳でツアー最終戦に初出場したジョコビッチ。2007年シーズンはマイアミで自身初となるマスターズ1000での優勝を果たし、さらにカナダでも優勝。初めてのトップ10入りをしたうえ、世界3位まで順位を上げた。

しかし、初めて臨んだツアー最終戦ではグループリーグで3戦全敗。1セットも奪えずに敗退という結果に終わった。

■最終戦優勝は5度、2012年からは4連覇も達成

ジョコビッチはグループリーグ全敗を喫した翌年の2008年、2度目のツアー最終戦で初優勝を果たした。さらに2012年から2015年までは4連覇を達成(2014年はロジャー・フェデラー(スイス)が決勝前に棄権し不戦勝)し、これは現在同大会の歴代最多連覇記録となっている。

通算5度のツアー最終戦優勝は、フェデラーに次いで歴代2位。往年の名選手、イワン・レンドル(アメリカ)やピート・サンプラス(アメリカ)と同数で並んでいる。一方、初出場の2007年以降でジョコビッチが最終戦に出場しなかったのは、右肘の故障によりツアー後半を離脱した2017年のみだ。

■史上最多タイの6度目優勝はなるか、そして年末1位の座も争う

今シーズン、「全豪オープン」「ウィンブルドン」そして直近の「ATP1000 パリ」を含め、5つのタイトルを獲得したジョコビッチ。今大会でフェデラーの持つツアー最終戦最多優勝記録「6」に並ぶことを目指す。

また、本人たちは大きく重要視はしていない様子であるものの、ジョコビッチはラファエル・ナダル(スペイン)と年末ランキング1位の座も争っている。ジョコビッチが年末1位になれば2年連続6度目、ナダルなら2年ぶり5度目となる。

そのシーズンの顔ともいえる年末1位に輝くのはどちらか、そこにも注目が集まる。

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■ジョコビッチのツアー最終戦過去戦績

2007年 グループリーグ敗退

2008年 優勝:決勝の対戦相手・ニコライ・ダビデンコ(ロシア)

2009年 グループリーグ敗退

2010年 ベスト4:準決勝の対戦相手・ロジャー・フェデラー(スイス)

2011年 グループリーグ敗退

2012年 優勝:決勝の対戦相手・ロジャー・フェデラー(スイス)

2013年 優勝:決勝の対戦相手・ラファエル・ナダル(スペイン)

2014年 優勝:決勝は不戦勝

2015年 優勝:決勝の対戦相手・ロジャー・フェデラー(スイス)

2016年 準優勝:決勝の対戦相手・アンディ・マレー(イギリス)

2018年 準優勝:決勝の対戦相手・アレクサンダー・ズベレフ (ドイツ)

(テニスデイリー編集部)

※写真は「Nitto ATPファイナルズ」大会前練習時のジョコビッチ

(Photo by Justin Setterfield/Getty Images)