2016年5月4日に日本一のフリースタイル・フットボーラーを決める『Japan Freestyle Football Championship2016(以下JFFC)』で見事優勝を勝ち取った“Ko-suke”。FINEPLAYは“Ko-su…
2016年5月4日に日本一のフリースタイル・フットボーラーを決める『Japan Freestyle Football Championship2016(以下JFFC)』で見事優勝を勝ち取った“Ko-suke”。FINEPLAYは“Ko-suke”にJFFCの感想、フリースタイルフットボールの魅力や今年ロンドンで行われる「Red Bull Street Style World Final」へ日本代表としての出場する意気込みを語ってもらった。
—Japan Freestyle Football Championship2016振り返っていかがでした?
Ko-suke:僕が当たった5人のプレイヤーうちの4人は僕が今までに負けたことのあるプレイヤーで、組み合わせが決まった時にはとても大変な思いでした。勝つのが非常に難しい、そういう組み合わせでした。
ですが、その中で自分が諦めずにベストを尽くしたことで勝つことができた大会だと思っています。
—今注目(ライバル)している選手はいますか?
Ko-suke:とっちー(後藤利徳)というプレイヤーです。今大会でていなかったですど、僕が非常に尊敬するプレイヤーで、僕のフリースタイルを大きく変えたプレイヤーでもあります。世界で最も注目されているプレイヤーの一人です。もう一人がHIRO-K。
僕と何度も当たって、大会をやるたびにお互いがお互いに当たるまで負けないようなプレイヤーで、日本で最もうまいプレイヤーの一人だと思っています。
—フリースタイルを始めたきっかけ?
Ko-suke:中学校の時にサッカー部に入ったんですが、部活の中にむちゃくちゃリフティングうまい人がいて、その人に影響されて、そこから自分でネットでリフティングを調べてフリースタイルボールを知ったのがきっかけです。
—オリジナルの技や自分のスタイルを作るスキルアップはどのようにしてますか?
Ko-suke:まずは今ある技、例えばAとBとCがあったとすると、AとBとCの組み合わせをまず考えて、それからAの反対のような技を考えて、そこからBの反対、Cの反対も考えて、それらの組み合わせとか。
つまり既存のものの組み合わせをまず網羅していって、そこから既存のものをしっかり理解した上で、オリジナルを作っていくというのが、既存のものじゃなくてリアルにオリジナルのものを作る上で大事だと思っています。
—最近のフリースタイルフットボールのシーンをどう感じますか?
Ko-suke:とっても嬉しいことですね。メディアへの露出も増えて、フリースタイルフットボール自体を知っている人も増えきて、イベントに出演する際も前までは全然知らない人ばかりでしたが、今ではちらほら知っている人が必ずいるという感じです。
—フリースタイルフットボールの魅力は?
Ko-suke:まずは、フリースタイルフットボールに関わらずにことかもしれませんが、非常に競技人口少なくて狭いカルチャーなので、本当に年齢・性別・立場問わずに人とコミュニケーションとっていけるようなことが大きなことだったと思います。
—これからフリースタイルフットボールはじめる人へのアドバイス
Ko-suke:まずは基礎をしっかり練習してほしいなと思うんですけど、基礎が何か分からないという人も沢山いるかと思います。そういう時は、うまい人に積極的にコミュニケーションとっていって、ネットでもSNSでもいいですがしっかりコミュニケーションとっていったり、それだけじゃなく実際に直接会いに行って、丁寧に頼んで一緒に練習してもらうとか、そういったことがうまくなる近道だと思います。
—ロンドンで行われるRed Bull Street Style World Finalの意気込み
Ko-suke:足りないところ色々あるんですけど、技の難易度とか、あと日本人全員によく言われる上半身を使ったムーブが足りてないとか、そういうとこはあるんですけど、一番大事にしたいのは、今までにないような新しい印象を持つくらいの革新的なスタイルというのを自分で作り上げて、世界の舞台でみせていきたいと思います。