パ・リーグの優勝争いが激しさを増している。■ホークス&日ハムの直接対決は残り2試合、他4球団との対戦は? パ・リーグの優勝争いが激しさを増している。 首位・ソフトバンクを2位・日本ハムがマイナス0.5ゲーム差で追う展開。その勝率は1厘差。両…

パ・リーグの優勝争いが激しさを増している。

■ホークス&日ハムの直接対決は残り2試合、他4球団との対戦は?

 パ・リーグの優勝争いが激しさを増している。

 首位・ソフトバンクを2位・日本ハムがマイナス0.5ゲーム差で追う展開。その勝率は1厘差。両チームは8月10日から3差以内で首位の座を争っている。

 ソフトバンクが26試合で、日本ハムは25試合を残している。直接対決はヤフオクドームで行われる9月21日からの2連戦のみ。3位・ロッテ以下の4球団との勝敗を大きな鍵を握る展開だ。

 そこで両チームのカード別の残り試合と今季の対戦成績を見ていきたい。まずはソフトバンクだ。

ロッテ3試合(14勝7敗1分け)
楽天6試合(12勝6敗1分け)
西武8試合(10勝6敗1分け)
オリックス7試合(11勝7敗)

 リーグ3連覇を狙うソフトバンクにとって不気味な存在なのが西武だ。30日から敵地・西武プリンスドームで3連戦に臨むが、西武は現在6カード連続でカード勝ち越し中。8月はリーグ1位タイの13勝9敗と好調だ。8月打率3割8分9厘と好調な3番・浅村栄斗は対ソフトバンク戦で今季自身カード別最高の打率3割5分7厘をマーク。要注意だ。

■日本ハムの残りの対戦は…

 2位・日本ハムのカード別の残り試合、今季の対戦成績は以下の通りだ。

ロッテ5試合(11勝9敗)
楽天9試合(12勝4敗)
西武2試合(13勝10敗)
オリックス7試合(13勝5敗)

 12年以来4年ぶりのリーグ優勝への最大の障壁は、9試合を残している楽天となりそうだ。今季は楽天戦だけで8つの貯金を作っているが、楽天は8月好調。前述した西武と同じく13勝9敗1分けでリーグ1位タイ。特に8月はチーム打率2割8分1厘と打線好調で、アマダーは月間リーグトップタイの8本塁打。30日からは狭い東京ドーム。一発を警戒したいところだ。

 2チームの今季対戦成績は日本ハムの13勝9敗1分け。直接対決の結果も大きく影響するが、下位チームを相手にどれだけ“取りこぼし”をなくすかも重要となる。今後もソフトバンク、日本ハムの熾烈な優勝争いに注目したい。