10日に開幕するツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」(イギリス・ロンドン/11月10日~17日/室内ハードコート)に出場する予定の世界5位のドミニク・ティーム(オーストリア)。そのティームが初の決勝トーナメント進出へ向けて意気込んでいるとTennis World USAが報じている。

ティームはグループリーグでノバク・ジョコビッチ(セルビア)、ロジャー・フェデラー(スイス)、マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)の3人と対戦。2位以上での決勝トーナメント進出を目指すことになる。

ティームは「もし4人の中で目立つ選手を挙げるなら、フェデラーとジョコビッチだね」「フェデラーは信じられないようなテニスをする。ジョコビッチはパリで勝ったね。だから難しいけれど、準決勝進出という目標は変わらない。そこに向かってベストを尽くすよ」と語っている。

ティームは今回が4年連続4回目の出場。しかし過去3年はいずれもグループリーグ1勝2敗で決勝トーナメント進出は果たせていない。

決勝トーナメントへ進出するためには、フェデラーとジョコビッチの少なくとも1人を撃破しないと難しいが「今年は身体的にとても良い。最初の2年、そして昨年も少し、最終戦に出場できるだけでハッピーだった。その時の結果はあまり見れたものじゃないけどね。でも今年は明らかに一味違うよ」と意気込んでいる。

実際ティームは今シーズンだけで、自己最多となる5個のタイトルを獲得。5個という数字はジョコビッチと並び今シーズン1位だ。さらに「ATP1000 インディアンウェルズ」で初めてのマスターズ1000優勝、地元開催の「ATP500 ウィーン」でも初優勝、そして2年連続で「全仏オープン」で準優勝と自信をつけた。

さらにこの2人との今年だけの戦績で見ても、ティームはフェデラーに2勝0敗、ジョコビッチに1勝1敗としっかり戦えている。ジョコビッチは5度、フェデラーは6度優勝しているツアー最終戦であるだけに、これまでよりタフな戦いが予想されるが、チャンスは充分にあるだろう。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 パリ」でのティーム

(Photo by Dean Mouhtaropoulos/Getty Images)