プロ野球は27日、各地で6試合が行われた。首位・広島は中日との延長10回の熱戦を制し、11-4で勝利。2位・巨人が敗れたため優勝マジックを「14」とした。同点の10回に菊池のタイムリーで勝ち越すと、新井の16号満塁弾、鈴木の1試合2発となる…
プロ野球は27日、各地で6試合が行われた。首位・広島は中日との延長10回の熱戦を制し、11-4で勝利。2位・巨人が敗れたため優勝マジックを「14」とした。同点の10回に菊池のタイムリーで勝ち越すと、新井の16号満塁弾、鈴木の1試合2発となる21号ソロも飛び出した。
■広島は菊池決勝打&新井満塁弾、巨人4連敗、日ハム・レアード逆転満塁弾
プロ野球は27日、各地で6試合が行われた。首位・広島は中日との延長10回の熱戦を制し、11-4で勝利。2位・巨人が敗れたため優勝マジックを「14」とした。同点の10回に菊池のタイムリーで勝ち越すと、新井の16号満塁弾、鈴木の1試合2発となる21号ソロも飛び出した。お互いが点を取り合うシーソーゲームとなったが、一挙7得点で快勝した。先発・黒田はNPB通算2000投球回を達成。中日は4連敗で両リーグ最速70敗目。今季の負け越しが確定した。5番手・祖父江が7失点と誤算。先発の小笠原は6回でプロ最多112球を投げ7安打3失点だった。
巨人はDeNAに3-7で競り負け、今季3度目の4連敗。首位 ・広島とは11ゲーム差となった。先発の大竹が5回途中6失点で3敗目。打線は2回のギャレットの2試合連続22号ソロ、3回の坂本の適時打などで一度は同点に追いついたが、4回以降は無安打だった。DeNAは2連勝で6カードぶり勝ち越し。先発の山口が今季5度目の4安打完投で9勝目を挙げた。5番・宮崎は2本の適時二塁打などで3安打3打点の活躍を見せた。
ヤクルトは阪神に5-2で快勝。阪神戦4連勝で4位に浮上した。先発の石川が9回途中6安打2失点で6勝目。史上48人目の通算150勝となった。打線ではバレンティンが6回に25号3ランを放つなど4打点。阪神は先発の青柳が6回5失点と誤算だった。2連敗で借金10。5位に転落した。
パ・リーグでは、首位・ソフトバンクがロッテに14-3で快勝し、首位キープ。柳田がプロ初の3戦連発となる16号3ランを放つなど3安打、今季最多5打点をマーク。長谷川は史上285人目の1000安打を達成。打線は16安打14得点と爆発した。前夜も14安打で11得点を挙げており、2試合連続の2桁安打&2桁得点となった。千賀は6回5安打2失点で11勝目。ロッテは今季ワースト14失点で、今季2度目の5連敗。4カード連続の負け越しとなった。先発の関谷は4回でプロ最悪9失点と炎上した。
2位・日本ハムは7-4で西武に快勝。首位・ホークスとはマイナス0.5ゲーム差のまま。3点を追う5回、レアードが高橋光から来日3本目、今季初の逆転満塁弾を放った。30発は2年連続だ。1点リードの9回には代打・大谷の自身初の20号ソロ、中田の18号ソロで突き放した。アベック弾は通算8度目。先発の高梨は6回途中4失点で8勝目。西武は高橋光が5回途中8安打5失点で11敗目を喫した。
楽天はオリックスを7-6で下し3連勝。2カード連続勝ち越しを決めた。2点を追う8回、アマダーの8号ソロ、ペゲーロの3号ソロで同点に追いつくと、同1死一、三塁から松葉の暴投で勝ち越した。オリックスは今季8度目の4連敗で、今季最悪の借金25。吉田正はプロ初の1試合2本塁打をマークした。
【セ・リーグ】
◇中日 4-11 広島(ナゴヤドーム)
勝 大瀬良(3勝0敗)
敗 祖父江(0勝3敗)
HR【広】鈴木20、21号、新井16号
◇DeNA 7-3 巨人(横浜)
勝 山口(9勝5敗)
敗 大竹寛(5勝3敗)
HR【巨】ギャレット22号
◇阪神 2-5 ヤクルト(甲子園)
勝 石川(6勝7敗)
敗 青柳(4勝4敗)
S 秋吉(3勝4敗14セーブ)
HR【ヤ】バレンティン25号【神】狩野3号
【パ・リーグ】
◇ソフトバンク 14-3 ロッテ(ヤフオクドーム)
勝 千賀(11勝1敗)
敗 関谷(4勝4敗)
HR【ソ】柳田16号、内川14号、松田23号、中村晃6号【ロ】デスパイネ23号、荻野3号
◇西武 4-7 日本ハム(西武プリンス)
勝 高梨(8勝2敗)
敗 高橋光(4勝11敗)
S マーティン(2勝0敗21セーブ)
HR【日】レアード30号、大谷20号、中田18号
◇楽天 7-6 オリックス(Koboスタ宮城)
勝 青山(1勝5敗)
敗 松葉(4勝9敗)
S 松井裕(1勝3敗28セーブ)
HR【楽】アマダー7、8号、銀次2号、ペゲーロ3号【オ】吉田正2、3号