女子のツアー最終戦である「WTAファイナルズ・深セン」が、テニス大会の中で過去最高の優勝賞金額を記録したと米紙New York Timesが報じている。

「WTAファイナルズ・深セン」は、4名ずつの2グループによるリーグ戦3試合の後、各グループ上位2名が決勝トーナメントへ進出し、優勝を争うフォーマット。リーグ戦では1勝するごとに賞金が加算されるため、仮に5試合全てで勝利した場合、2019年の優勝賞金は472.5万ドル(約5億1,500万円)となった。

なお、今年優勝したアシュリー・バーティ(オーストラリア)はリーグ戦で2勝1敗だったため、442万ドル(約4億8,200万円)を手にしている。

意外にもこの優勝金額は、128名によるトーナメントで2週間にわたって開催されるグランドスラム大会よりも高い。2019年でいうと、「全豪オープン」は410万豪ドル(約3億800万円)、「全仏オープン」は230万ユーロ(約2億7,800万円)、「ウィンブルドン」は235万ポンド(約3億3,000万円)、「全米オープン」は385万ドル(約4億2,000万円)だった(いずれも男女同額)。

また男子のツアー最終戦である「Nitto ATPファイナルズ」は全勝優勝した場合でも287.1万ドル(約3億1,300万円)と、「WTAファイナルズ・深セン」での全勝優勝の方が約2億円高い。

ただ「WTAファイナルズ・深セン」の優勝賞金が大きく跳ね上がったのはこの2019年でのこと。2018年はエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)が全勝優勝を飾ったが、その優勝賞金は236万ドル(約2億5,700万円)と今年の半分に過ぎなかった。

今年大きく跳ね上がった理由をNew York Timesは、タイトルスポンサーとして資生堂が協賛したからだと伝えている。

(テニスデイリー編集部)

※為替レートは2019年11月6日時点

※写真は「WTAファイナルズ・深セン」でのバーティ

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)