メジャーで数々の金字塔を達成しているマーリンズ・イチロー外野手。今季はメジャー史上38人目の500盗塁、史上30人目の3000安打にも到達し、盗塁は現在、507個で歴代35位、安打は3009本で歴代28位まで浮上している。■先頭打者本塁打数…

メジャーで数々の金字塔を達成しているマーリンズ・イチロー外野手。今季はメジャー史上38人目の500盗塁、史上30人目の3000安打にも到達し、盗塁は現在、507個で歴代35位、安打は3009本で歴代28位まで浮上している。

■先頭打者本塁打数は歴代6位→8位に

 メジャーで数々の金字塔を達成しているマーリンズ・イチロー外野手。今季はメジャー史上38人目の500盗塁、史上30人目の3000安打にも到達し、盗塁は現在、507個で歴代35位、安打は3009本で歴代28位まで浮上している。

 複数の部門でランキングを駆け上がっているベテランだが、今季、順位を下げた記録もある。先頭打者本塁打数だ。

 27日(日本時間28日)、タイガースのイアン・キンズラー内野手がエンゼルス戦で先頭打者弾をマーク。これが通算38本となり、イチローの37本を抜いて単独7位に浮上したのだ。

 Baseball-Reference.comによると、イチローは今季開幕時点で歴代6位につけていたが、メッツのカーティス・グランダーソン外野手が今季7本をマークし、通算42本で単独6位に浮上。またキンズラーがこの日、今季6本目の先頭打者弾を放ち、単独7位となった。そのため、イチローは8位に順位を下げた形だ。

■歴代トップ10は…

 それでもイチローはいまだ歴代トップ10入りしており、驚異的な記録と言っていいだろう。今季はここまで本塁打が出ていないが、1本でも出れば、プロ2年目の1993年から日米を通じ24年連続本塁打となり、谷繁元信氏が持つ最長記録の26年連続まで残り2年に迫ることにもなる。ここ最近は打率3割を切るなどやや調子を落としているが、終盤戦の飛躍に期待したい。

 通算の先頭打者本塁打数のランキングは以下の通り。

1位 リッキー・ヘンダーソン 81本
2位 アルフォンソ・ソリアーノ 54本
3位 クレイグ・ビジオ 53本
4位 ※ジミー・ロリンズ 46本
5位 ブレイディ・アンダーソン 44本
6位 ※カーティス・グランダーソン 42本
7位 ※イアン・キンズラー 38本
8位 ※イチロー 37本
9位 ボビー・ボンズ 35本
10位 レイ・ダーラム 34本
10位 デボン・ホワイト 34本
(※は現役選手)