♦2019秋季フレッシュトーナメント♦

11月5日 対慶大 明治神宮球場

 昨日まで秋の熱戦が繰り広げられた神宮球場。立大の秋は、慶大の優勝という結果で幕を閉じたように思われるが、まだ終わらない。次にこの舞台に立って戦うのは、各大学の若き選手たちが集うもう一つの秋、フレッシュトーナメントだ。初戦の相手は、リーグ戦で2連敗を喫した王者・慶大。その雪辱を果たしたいところだ。この大事な一戦の先発を託されたのは、秋季リーグ戦でも登板経験のある左腕・川端(コ2=秀岳館)。川端は5回を被安打3、無失点で抑え、試合をつくる。打線は、5回に田中大(社2=東農大二)の適時打で先制する。しかし投手陣が粘り切れず、逆転を許す。再び追いつく展開も、最後は勝ち越され、勝利を収めることはできなかった。


相手打線を抑える川端


 両チームのスコアボードに“0”が並ぶ中、5回に立大が先制する。先頭の道原(法1=駒大苫小牧)が四球を選び、出塁すると続く寺嶋(コ2=東農大二)の打席の2球目に盗塁を成功させる。チャンスが広がり、一死一二塁となると、打席には田中大を迎える。その初球を振り抜くと、打球は右翼前へと運ばれ、三塁走者が生還。その後、逆転を許すも、8回には四球と相手のミスから同点に追いつく粘りを見せる。


先制の適時打を放ち、塁上でガッツポーズをする田中大


本日の注目選手は、先発した川端だ。1年生時は春、秋と共に勝ち投手になるなど、期待通りの活躍を見せてくれた。しかし今季は思うような結果を出すことができず、“川端”が呼ばれることは少なかった。そんな中迎えたこの一戦、川端の復活への道が開けたかのような投球を見ることができた。初回からキレのある直球に加え、緩急のある変化球を多用し、相手打線を翻弄していく。5回を無失点に抑え、マウンドを仲間に託した。

来季から絶対的エースの田中誠(コ4=大阪桐蔭)が抜ける中、その後を継ぐのは同じ左腕である彼だ。彼の活躍が、立大の優勝への鍵を握るであろう。来春に向けて、彼の更なる成長が楽しみだ。

(11月5日・冨田璃央)

♦コメント♦
先発のマウンドに上がった#21川端

「テンポよく投げて、要所要所で抑えられたので自分の中では良かったと思います。(どのような意気込みで)初戦の慶応戦を任されたということは、一番大事な試合だったので、1点も与えずにチームの勝ちを優先して投げること、できるだけ0点で抑えることを意識して投げました。」