9月14日に開幕した東京六大学野球は、現在第8週まで日程が進んでいる。対戦カードは早大ー慶大。

116年続く伝統の一戦には今回、慶大の優勝がかかる。慶大は昨秋「早慶戦で勝ち点を取れば優勝」という条件の中、1勝し王手をかけながら早大に勝ち点を奪われ、あと一歩のところで優勝を逃した。今回は「早慶戦で1勝すれば優勝」。しかも開幕から無傷の8連勝ということもあり、91年ぶりの全勝優勝も見えている状況だ。

大一番となった一回戦、慶大は1点を追う三回、下山選手の適時打で追いつき、6回には郡司主将のソロ本塁打で勝ち越しに成功。8回には郡司の2打席連続本塁打を含む5得点を挙げ一気に突き放した。投げては先発・高橋投手が安定した投球を見せ、6回途中からは東北楽天ゴールデンイーグルスから3位指名を受けた津留崎投手ら救援陣につないで快勝した。

慶大にとって91年ぶりの10連勝優勝がかかった二回戦は、ここまで防御率リーグトップ・森田投手が先発登板。しかし、初回から3点を早大に奪われ苦しい立ち上がりとなる。さらに5回には味方の失策も絡み、早大がリードを5点に広げた。慶大はここから猛攻を見せ、2点差まで追い上げたがまたしても宿敵・早大に夢を阻まれた。今春に明大が達成した「完全優勝」まであと1勝。気持ちを切らさず最後まで戦い抜くことはできるのか。

 

【試合結果】
11/2(土)
慶大 7-1 早大

11/3(日)
早大 6-4 慶大

【この選手に注目】
今カードの注目選手は、慶大・郡司主将。勝ち越しを含む2打席連続本塁打を放ち、優勝がかかった大一番で実力を遺憾なく発揮した。10月17日のプロ野球ドラフト会議では、中日ドラゴンズから4位指名を受けている。次のステージでの活躍に向けて、有終の美を飾ることはできるのか。