Infosys社のデータにより、常に他の選手よりも試合の勢いをコントロールすることのできる選手2名が導き出された。

そのデータによれば、ロジャー・フェデラー(スイス)は試合の流れをコントロールするマエストロ、そしてラファエル・ナダル(スペイン)は悪い試合の流れを覆すことに長けた王者だ。

ATPランキングでトップ10にいる選手たちを対象に、2019年シーズンここまでのデータ分析を実施。テーマは、自分のサービスゲームで3ポイント連取して40-0とする確率、反対に自分のサービスゲームで3ポイント連取されて0-40とされてしまう確率だ。

■サービスで40-0になる確率

今シーズン、フェデラーは37.91%の確率でサービスゲームの最初のポイントを3連取しており、これはトップ10選手の平均32.38%(2312/7140)を上回って1位の数字だ。それに、ノバク・ジョコビッチ(セルビア)が36.21%(256/707)と僅差で続いている。2人のほか、サービスゲームを40-0に持ち込む確率が3割以上の選手は、ナダルとステファノス・チチパス(ギリシャ)の2人だ。

<トップ10選手がサービスゲームで40-0になる確率>

1位 ロジャー・フェデラー…37.91%(268/707)

2位 ノバク・ジョコビッチ…36.21%(256/707)

3位 ラファエル・ナダル…33.89%(225/664)

4位 ステファノス・チチパス…33.41%(285/853)

5位 ドミニク・ティーム…32.67%(212/649)

6位 ダニール・メドベージェフ…31.35%(269/858)

7位 ロベルト・バウティスタ アグート…31.02%(228/735)

8位 アレクサンダー・ズベレフ…29.82%(221/741)

9位 カレン・ハチャノフ…28.43%(176/619)

10位 錦織圭…28.34%(172/607)

今季、サービスゲームにおいて0-40になる確率が最も低いのはナダルで、その確率は2.26%だ。続いてフェデラーが2.40%で2位、ジョコビッチは3.39%で3位となった。トップ10選手の平均は4.31%(308/7140)で、23のサービスゲームに対して1回の割合となる。

<トップ10選手がサービスゲームで0-40にされる確率>

1位 ラファエル・ナダル…2.26%(15/664)

2位 ロジャー・フェデラー…2.40%(17/707)

3位 ノバク・ジョコビッチ…3.39%(24/707)

4位 ステファノス・チチパス…3.75%(32/853)

5位 ロベルト・バウティスタ アグート…3.95%(29/735)

6位 ダニール・メドベージェフ…4.43%(38/858)

7位 錦織圭…4.78%(29/607)

8位 カレン・ハチャノフ…6.14%(38/619)

9位 ドミニク・ティーム…6.16%(40/649)

10位 アレクサンダー・ズベレフ…6.21%(46/741)

フェデラー、ナダル、ジョコビッチのビッグ3が、両カテゴリーのトップ3であることは注目すべき点だろう。他の選手たちと比べて、彼らの秀でている部分が何なのかを指摘することは、時として難しいこともある。それを語る上で、このデータは好例になり得るだろう。

※データはすべて2019年10月24日時点

※写真はライバルでありながら尊敬しあうフェデラー

(Photo by Shelley Lipton/Icon Sportswire via Getty Images)とナダル(Photo by Francois Nel/Getty Images)

翻訳ニュース/ATPTour.com