世界4位のダニール・メドベージェフ(ロシア)は、「ATP1000 パリ」(フランス・パリ/10月28日~11月3日/室内ハードコート)2回戦で世界65位ジェレミー・シャルディ(フランス)に6-4、2-6、4-6で敗れ、これまで6大会続いていた決勝進出の記録は途絶えた。しかし気持ちはすでにロンドンで行われるツアー最終戦「Nitto ATPファイナルズ」へ向いている。

この試合、メドベージェフは15本のブレークポイントを握るも、決められたのは1本のみとチャンスを活かせず。8月の「ATP500 ワシントンD.C.」から出場6大会連続での決勝進出という快挙を成し遂げていたが、今大会では初戦で姿を消すこととなった。

それでもTennis World USAによると、敗戦後の記者会見では「ここで決勝に進出するよりも、ツアー最終戦への準備時間がより多くとれる」と前向きだ。

「すでに充分休んだから、ツアー最終戦でベストを尽くすためにこれからどう準備するべきかわかっている」

また、メドベージェフは今年がツアー最終戦初出場となるが、この夏の快進撃で得た自信を胸に、優勝を目指す意欲も大いに見せている。

「もし負けたら自分に対して怒るだろうね。でももし優勝できたらハッピーだ。昨年アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)は2度目の出場で優勝した。何でも起こりうる大会だ」

これでメドベージェフは今年のレギュラーシーズンを59勝18敗の成績で終えた。59勝という数字は現時点でトップだ。しかも、「ATP500 ワシントンD.C.」からの戦績は29勝4敗と、シーズンの中で大きく成長している。

世界ランキングも4位と、現在最もBIG3を越えるのに近い位置にいるメドベージェフが、「Nitto ATPファイナルズ」でどんな結果を残してシーズンを締めくくるのか注目される。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」でのメドベージェフ

(Photo by TPN/Getty Images)