eスポーツ界にもガムで革命をもたらすか!?

株式会社ロッテは、eBASEBALLの千葉ロッテマリーンズの選手用にオリジナルのトレーニングガムを作成すること決定した。このガムは、実際のプロ野球選手にも一人一人の咀嚼力にフィットするようにカスタマイズしていて、今回のeBASEBALLのプロ選手にも各個人の適正な硬さのものを提供するために、11日に"ガムセレクト"を行なった。

10月某日、都内のロッテ本社でガムセレクトが行われた。そこに姿を見せたのは、パワプロの中高生大会で優勝した現役高校生・ゆさ選手とキャプテンのスンスケ選手。ガムセレクトは、5つのフレーバーに6種類のタイプ(粒、ミニ板の2形状と、3パターンの硬さ)を組み合わせ、オリジナルのガムを作成する。フレーバーは、エナジードリンク、ソーダミント、ブルーベリー、レモン、ミント。全てが今回のためにオリジナルで作られたという。硬さはソフト、ミドル、ハードの3段階に分かれている。ソフトを通常の硬さとして、ミドルが1.5倍、ハードになると3.3倍になるという。ハードを実際に噛んでみたが、確かに硬く、寒い時期に食べるガムのような硬さに感じられた。ちなみに、ロッテの選手の中でハードを噛んでいるのは、“アジャ”こと井上晴哉選手のみ。今季24本塁打を放った体重114キロのパワーヒッターだ。ロッテ社によれば、硬いものを長時間噛んだ方が咀嚼力が鍛えられるという。

ガムセレクト用のガム。

ガムセレクトはまず、硬さと形状(粒かミニ板)を選んでから、味を決めていく。ガムを何度も試食できる経験はそうそうないだけに、ゆさ選手は「楽しい」と満面の笑みを浮かべ、現役高校生らしい一面をのぞかせた。

ロッテは、2018年11月に噛むことの啓発専任部署として「噛むこと研究部」を発足し、。噛むことの啓発を様々なスポーツ・アスリートと取組推進することを目的とした取り組みを開始。ロッテの選手向けにオリジナルガムを作成して、選手たちに提供した。ペナントレース中にも選手の追加要望でカスタマイズして随時追加提供。その甲斐あってか、ロッテは前年度が借金22の5位から、今年は借金を21減らしてわずか1。Aクラスまであと一歩の4位に躍進した。ガムの効果なのかはっきりわからないが、前年より成績が向上したことは間違いない。この取り組みは、選手もSNSで拡散し反響を呼んだ。

ロッテの選手が実際に食べていたガム。

ゆさ選手とスンスケ選手が食べたガムの数は、計11個ずつ。最終的に選択した組み合わせは、スティックタイプにミドルの硬さで、味はレモンだった。オリジナルガムは開幕戦に合わせて出来上がる。 eBASEBALLプロリーグ開幕戦は11月3日。昨年のロッテは最下位と悔しい結果に終わった。スンスケ選手のパワプロの得意な戦い方は「粘り強い投球」。今年はオリジナルガムも味方につけ、チーム一丸となった粘り強い試合運びで優勝を狙う。