「ATP1000 パリ」(フランス・パリ/10月28日~11月3日/室内ハードコート)に予選を勝ち抜き本戦に参戦した世界72位の西岡良仁(日本/ミキハウス)。その西岡は1回戦で世界36位のヤン レナード・ストルフ(ドイツ)に残念ながら敗れたが、そこで見せたショットが話題となっている。

Tennis TVがTwitterで「彼は勝つことができなかったが、美しいショットを残した」と動画付きで配信。

そこには、ストルフのショットにネット際まで駆け込み、バックハンドボレーを決める西岡の姿があった。なんとか追いつき、バックハンドでスライスボレーを決めると、そのボールはネットギリギリのところ、サイドライン上にふわりと落ちる。そしてバックスピンによってコートの外へと跳ねていった。

このショットには会場からは「おお~」というどよめきが湧き上がり、すぐに拍手が巻き起こった。

そしてこのTwitterに寄せられたコメントには、2015年のブノワ・ペール(フランス)のものと同じようだ、というものがあった。

そのペールのショットも西岡と同様、「ATP1000 パリ」で放たれたもの。相手のショットに駆け込みながらペールがボレーをすると、そのボールは低い弾道でコートの外に向かってバウンド。西岡のようにサイドライン上ではないものの、相手が全く手出しできないものだった。

西岡は自身のTwitterで「惜しい敗戦でした」「プレーは悪くなかったですが、大事なポイントでサーブをしっかり入れてきた相手が良かったのだと思います」と試合を振り返っている。

また、「これから日本に戻り、少し休みます。デ杯の前にフィンランドのチャレンジャーに出場して、マドリッドに入ります」と語っており、シーズンの最後まで戦い抜くことを宣言。身長は高くないものの、スピードや粘りに定評のある西岡のさらなる活躍に期待したい。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 上海」での西岡

(Photo by Fred Lee/Getty Images)