写真=Getty Images

「良いプレーをすることで注目されたい」

規格外の新人タッコ・フォールは、自身に向けられている『好奇の目』を理解している。

シューズを履いた身長が231cm、ウィングスパン249cm、立ったままリムに手が届くというサイズは唯一無二の存在で、サマーリーグの時期から何かと話題になった。セルティックスと2ウェイ契約を結んだ彼は、開幕3試合目のニックス戦でNBAデビューを飾り、4分のプレーで4得点3リバウンドを記録。敵地ながらマディソン・スクエア・ガーデンのファンを沸かせた。

思いがけずNBAデビューを果たしたフォールだが、2ウェイ契約選手の主戦場はGリーグだ。今シーズンは、セルティックス傘下のメイン・レッドクローズで実力を証明し、セルティックスとの本契約を勝ち取ることが目標になる。

NBA選手の中でもずば抜けて大きいフォールだが、ドラフトで指名されなかったことでも分かるように、スキルや動きの面ではまだまだNBAレベルではなく、成長していかなければならない。知名度が先行する状況、レッドクローズでは球団のプロモーションに使われることを理解しながらも、バスケットボール選手としての実力で認められたいと彼は願っている。

「自分に向けられる視線を気にしないようにしている。気が散る理由になってしまうから」と、『Boston Herald』の取材に対してフォールは語る。

「注目されるだろうね。レッドクローズ、Gリーグにとっても良いことだと思う。でも僕は『客寄せパンダ』じゃ嫌なんだ。ここにたどり着くまでに必死になってやってきた。Gリーグでも自分を成長させたい。良いプレーをすることで注目されて、次の目標への準備を整えたい」

Gリーグの開幕はもう少し先。レッドクローズの開幕は11月9日だ。Gリーグでも実力で『タッコ・フィーバー』を起こし、名門セルティックスとの本契約を勝ち取ってもらいたい。