■「ATP1000 パリ」(フランス・パリ/10月28日~11月3日/室内ハードコート)

結婚式を終え、現地入りしたラファエル・ナダル(スペイン)が試合前の記者会見で以下のように話した。(後編)

Q: デビスカップの為、マドリードへ行くと言われていました。新しい方式はどう思いますか?公式試合をして体験しながら分かってくるものでしょうか?

「こまかくは言えないね。やらないと、分からないと思う。昔のやり方に問題もあったし、良かった点もあるからね。でも、ここ数年見てもわかる様にトップ選手達が参加できるような方式ではなかったからね。それが問題だったから、解決に向けて動き出した感じだよね。もちろん、ツアー自体の改善をしないとより大きなイベントにはならないかなとも思う。正直、デビスカップとATPカップと2つに分かれてしまっている状態はよくないと個人的には思う。本来はさらに大きなイベントをつくることを目指して、ITF、ATPが一緒にできることじゃないかなと思う」

Q: 今週ここで起こる結果にもよりますが、来週の月曜日にはマスタークラスの大会ももうない為、1位という状態になると思います。グランドスラム大会を優勝して1位に復帰するのとはやはり気持ち的には違うものでしょうか?

「全然ちがうよ。(笑)グランドスラムを勝つのはコート上で勝つからね。だから、ここでポイントを得て1位になるのとは比較できないよね。僕がはじめて1位になったのは2008年。4年間くらい目指していたからね。2位とかでテニスも文句なかったけど、達成できなかった時もあったから、だから僕にとってはやはりシーズンを1位で終わるのはすごく意義があるよ。どうなるかだね。1位になれなかったらと寝られないとかじゃないからね。2位より1位がいいだけさ」

「でも、今シーズンは大変満足しているよ。最初のころが厳しかったけどね。でも、何とか高い次元のテニスを取り戻せたから今ここにいられると思っている。モンテカルロの時がつらい時期だったよね。あの頃から振り返ると、やはりいい方向に向かってきたと思うし、さらにがんばって残りのイベントを楽しむだけさ」

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全仏オープン」で優勝したナダル

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)