ロジャー・フェデラー(スイス)が、「ATP500 バーゼル」(スイス・バーゼル/10月21日~27日/室内ハードコート)で得た収入のすべてをチャリティーに寄付すると、英Express紙が報じた。

記事によると、フェデラーは同大会への出場に際し、主催者側へ多額の出場費を要求。地元紙のBasler Zeitungによるとその金額は、出場費のみで100万ユーロ(約1億2,060万円)。この金額は、現時点でどのATP500大会の優勝賞金よりも高額であり、これは最も高額な優勝賞金である「ATP500 北京」の73万3,990ドル(約7,978万円)も優に超え、バーゼル大会の優勝賞金42万7,765ユーロ(約5,160万円)の倍以上となる。

ただし、フェデラーは同大会で得た全額を、自ら設けたロジャー・フェデラー基金に寄付するそうだ。

フェデラーは、「この大会から受け取る金額は、ロジャー・フェデラー基金に寄付し続けるつもりだ。僕の目標は、僕がプレーをし続ける限り、この契約が自動的に更新されていくことだったんだ。そして今、こうして形になった。僕がプロテニス選手としてプレーを続けている限り、この大会に出場し続けることは間違いないだろう。主催者には、僕が毎年必ず出場すると信じてもらいたい」と語った。

そうしたチャリティーへの思いもあってか、フェデラーはバーゼル大会で通算10回目の優勝を達成。ステファノス・チチパス(ギリシャ)やアレックス・デミノー(オーストラリア)にもストレート勝ちを収めた。そのため、彼が寄付する獲得賞金総額は、およそ1億42万7,765ユーロ(約1億7200万円)となる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 上海」でのフェデラー

(Photo by Lintao Zhang/Getty Images)