8月29日から始まる全米オープンテニスを前に、錦織圭が会見に臨んだ。リオデジャネイロ五輪では日本勢96年ぶりのメダルとなる銅メダルを獲得した錦織。リオデジャネイロでの戦いは大きな自信になっている。「一番感じたのは五輪でしか味わえないプレッシ…
8月29日から始まる全米オープンテニスを前に、錦織圭が会見に臨んだ。リオデジャネイロ五輪では日本勢96年ぶりのメダルとなる銅メダルを獲得した錦織。リオデジャネイロでの戦いは大きな自信になっている。
「一番感じたのは五輪でしか味わえないプレッシャーや重圧。選手たちはいろいろな思いを背負って戦っている。自分がどれくらいレベルアップしたかを確認できる場所でもあった。着々とレベルアップし、前回大会よりも良い結果を残すことができた」
錦織は3位決定戦で過去大きく負け越していたスペインのラファエル・ナダルと対戦。猛追を振りきってメダルを獲得した。普段とは違うプレッシャーのかかる試合を制したことは、自信と経験になったと話す。
「レベルアップしている実感を得られたので自信がついた。特にナダルとの3位決定戦では5-2から苦しい場面もあった。そういったなかでプレッシャーと戦いながら試合をすることができた」
リオデジャネイロ五輪を「本当に充実した五輪だった」と振り返った錦織。メダリストとして臨む全米オープンでは、2014年以来の決勝進出に期待がかかる。
テニス男子シングルスで錦織圭が銅メダルを獲得(2016年8月14日)(c) Getty Images