■「ATP500 バーゼル」(スイス・バーゼル/10月21日~27日/室内ハードコート)現地27日、大会最終日の男子シングルス決勝。第1シードのロジャー・フェデラー(スイス)が世界28位(ラン…

■「ATP500 バーゼル」(スイス・バーゼル/10月21日~27日/室内ハードコート)

現地27日、大会最終日の男子シングルス決勝。第1シードのロジャー・フェデラー(スイス)が世界28位(ランキングは10月21日付け)の20歳アレックス・デミノー(オーストラリア)に6-2、6-2で勝利。10度目の同大会優勝を果たした。

この試合、デミノーにブレークポイントを1本も握らせず圧勝したフェデラー。この優勝により、シングルスでキャリア通算103個目のタイトルを獲得。また、同一大会10回の優勝は「ATP500 ハレ」に続き2大会目となった。

ATP(男子プロテニス協会)公式サイトによると、フェデラーは「ホームタウンであるここバーゼルで10回目の優勝を飾れるとは、なんて瞬間だ」「アンフォーストエラーは少なかったし、ビッグショットを打てたし、必要なときに良いサーブが打てた」と喜びを語った。またセレモニーで地元の観客に祝福された際には、目に涙を浮かべる場面もあった。

■「ATP500 ウィーン」(オーストリア・ウィーン/10月21日~27日/室内ハードコート)

大会最終日の男子シングルス決勝。第1シードのドミニク・ティーム(オーストリア)が第5シードのディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)に3-6、6-4、6-3で勝利し、自身初の同大会優勝を果たした。

この優勝でティームは、今シーズン5個目、キャリア通算16個目のタイトルを獲得。また、今シーズンは8月の「ATP250 キッツビューエル」でも優勝しており、地元オーストリアで2大会目の優勝を成し遂げた。

ATP公式サイトによると、ティームは「オーストリアで、キッツビューエルと今ここウィーンのタイトルを獲得して、僕にとって信じられない年になったよ」と地元優勝の喜びを語った。

◇   ◇   ◇

【10月27日 主な試合結果】

◆「ATP500 バーゼル」

男子シングルス決勝

〇[1]ロジャー・フェデラー(スイス)6-2、6-2 ●[WC]アレックス・デミノー(オーストラリア)

男子ダブルス決勝

〇[4]ジャン ジュリアン・ロジェ(オランダ)/オリア・テカウ(ルーマニア)7-5、6-3 ●テイラー・フリッツ(アメリカ)/ライリー・オペルカ(アメリカ)

◆「ATP500 ウィーン」

男子シングルス決勝

〇[1]ドミニク・ティーム(オーストリア)3-6、6-4、6-3 ●[5]ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン)

男子ダブルス決勝

〇[4]ラジーブ・ラム(アメリカ)/ジョー・ソールズベリー(イギリス)6-4、6(5)-7、10-5 ●[1]ルーカシュ・クボト(ポーランド)/マルセロ・メロ(ブラジル)

(テニスデイリー編集部)

※写真はフェデラー(左)とティーム(右)

(Getty Images)