「WTAファイナルズ・深セン」(中国・深セン/10月27日~11月3日/室内ハードコート)の大会初日。世界3位の大坂なおみ(日本/日清食品)が世界6位のペトラ・クビトバ(チェコ)と対戦。第1セ…

「WTAファイナルズ・深セン」(中国・深セン/10月27日~11月3日/室内ハードコート)の大会初日。世界3位の大坂なおみ(日本/日清食品)が世界6位のペトラ・クビトバ(チェコ)と対戦。第1セットは7-6(1)で大坂が先取した。

「WTAファイナルズ・深セン」は4名ずつの2グループに分かれリーグ戦を行い、上位2名ずつが決勝トーナメントに進むというルール。レッドグループに属し、これが初戦となる。

両者は今年の「全豪オープン」決勝で1度対戦。そのときはフルセットの末に大坂が勝利し、グランドスラム2大会連続優勝を果たしている。初戦を勝利で飾り、初の決勝トーナメント出場へと弾みをつけられるか、期待がかかる。

第1セットは大坂のサービスゲームから始まった。第1ゲームで15-40といきなりのピンチを迎えた大坂。1本はサーブでしのいだがブレークを喫し、序盤から追う立場となった。

クビトバに押され気味の大坂は第3ゲームでも15-40とブレークポイントを握られたが、落ち着いてここをしのぎ、ゲームカウント1-2とする。

ここから両者サービスゲームをキープする展開が続く。第7ゲームを終えた時点で大坂のファーストサーブの成功率は46%、クビトバが36%とともに低くなっているが、ポイント獲得率はクビトバの方が高く、大坂はここまでチャンスを作ることができていない。

それでも大坂は第8ゲームでデュースに持ち込むと、クビトバの連続ダブルフォルトでブレークバックに成功。ゲームカウント4-4とした。

ブレークバック直後の第9ゲームで再びピンチを迎えた大坂。粘るクビトバに3本のブレークポイントを握られたが、なんとかしのいでキープする。

そして第1セットはタイブレークにもつれた。大坂は1ポイント目をサービスエースで幸先良く取ると、2本連続でミニブレークに成功。このリードを守り、大坂が第1セットを先取した。

試合は2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「チャイナ・オープン」での大坂なおみ

(Photo by Lintao Zhang/Getty Images)