写真:長﨑美柚(JOCエリートアカデミー/大原学園)/撮影:ラリーズ編集部

<2020年世界卓球日本代表第1次選考会(赤羽体育館) 2019年10月22日~10月23日>

23日、世界卓球選手権(団体戦・釜山・2020年3月開催)の日本代表第1次選考会で、長﨑美柚(JOCエリートアカデミー/大原学園)が6戦全勝の1位でトップ通過を果たした。2位の出澤杏佳(大成女子高校)、3位の成本綾海(中国電力)とともに12月に行われる最終選考会に挑戦する。

女子第1ステージは長崎と出澤が無敗守る




写真:出澤杏佳(大成女子高校)/撮影:ラリーズ編集部

各6名2リーグの総当りで行われた第1ステージでは、出澤杏佳がAグループを5戦全勝の1位で通過。グループ2位は4勝1敗で安藤みなみ(十六銀行)となった。

Bグループは長﨑美柚が5戦全勝の1位通過。2位争いは、成本綾海、野村萌(デンソー)、森さくら(日本生命)の3選手が3勝2敗で並ぶ混戦となったが、得失ゲーム数の差で成本グループ2位となった。各グループ1位の長﨑と出澤はこの時点で最終選考会への切符を手にした。

第2ステージはアジアジュニア決勝と同カードに




写真:成本綾海(中国電力)/撮影:ラリーズ編集部

第2ステージは各グループの同順位同士が対戦する「順位決定トーナメント」となった。

既に第1ステージで最終選考会行きが内定し、トップ通過を懸けて争った長﨑と出澤の試合はゲームオールジュースの激戦の末、長﨑に軍配。

先月のアジアジュニア決勝に続く勝利に長﨑は「すごく嬉しいです。全勝で終われるとは思っていなかった。出澤選手は同い年で、小学生のころからずっと決勝とか準決勝とかで当たる選手。今年の全日本(ジュニア)で負けてすごく悔しい思いをした。でも負けたことによって自分より相手が強いんだという気持ちで今回もアジアジュニア決勝でもあたって、我慢することができた」と振り返った。

全試合を終えた出澤は「始まる前はリーグ戦で1勝か2勝できたらいいなと思っていたが、予選リーグ全勝できて自信につながった。最後(長﨑戦)もアジアジュニアでやったときよりも内容も良かったが、勝ち切れないのは実力不足。今大会は試合に勝とうと思わず、1本ずついいプレーができるように挑んだのが良かったので、最終選考会でも1点でも多く取れるように最後まで頑張る」とコメントした。

ともにグループ2位通過となった成本と安藤の実業団選手同士の対戦による3位決定戦は、成本がゲームカウント3-2の激戦を制し、最終選考への切符を手に入れた。

女子は参加選手12名のうち、24歳の成本が大会最年長。11歳の張本美和(木下グループ)を含む8名が10代となっており、トップアスリートの低年齢化が顕著に見られる大会となった。

女子最終結果

1位 長﨑美柚(JOCエリートアカデミー/大原学園)
2位 出澤杏佳(大成女子高校)
3位 成本綾海(中国電力)
4位 安藤みなみ(十六銀行)
5位 野村萌(デンソー)
6位 木原美悠(JOCエリートアカデミー)
7位 小塩遥菜(JOCエリートアカデミー)
8位 森さくら(日本生命)
9位 阿部愛莉(デンソー)
10位 木村光歩(中国電力)
11位 出雲美空(遊学館高校)
12位 張本美和(木下グループ)

文:ラリーズ編集部