リーグ戦全勝中の青学大との連戦。1回戦目は前半で21点もの差をつけられたが、2回戦目は7点ビハインドで食らいつく。しかし、後半開始直後はイージーミスが先行し得点につなげず。第3クオーター(Q)での失速が尾を引き66―72で敗北。4位まで順…

 リーグ戦全勝中の青学大との連戦。1回戦目は前半で21点もの差をつけられたが、2回戦目は7点ビハインドで食らいつく。しかし、後半開始直後はイージーミスが先行し得点につなげず。第3クオーター(Q)での失速が尾を引き66―72で敗北。4位まで順位を落とす厳しい結果となった。

◆8・31~10・27 第69回関東大学女子2部リーグ戦Bブロック(各大学体育館)

▼10・14対青学大1回戦(明学大白金体育館)

明大62{14―32、16―19、18―20、14―16}87青学大◯ 

▼10・22 対青学大2回戦(明学大白金体育館)

明大66{17―21、14―17、13―25、22―9}72青学大◯ 

 1回戦目のスターターはG小野尾梨紗主将(文4=昭和学院)、F坂本真祐(情コミ4=山村学園)、F清水智央(文3=東京成徳)、F大和千夏(文2=埼玉栄)、C洲崎志織(理工3=正智深谷)。

 2回戦目も同スターター。

 ミスが後を絶たない。第3Qの出だし、相手にシュートまで行かせない好守備を立て続けに見せる。しかし、その直後にパスミスやキャッチミスを連発。せっかくのナイスディフェンスをオフェンスで生かすことができず。そこから完全に相手のペースに。華麗なパス回しに翻弄(ほんろう)され、もはや流れを止めることはできず。「ミスが目立ってしまったのが敗因」(清水)。チャンスをモノにできない詰めの甘さが勝敗を分けた。

 リーグ戦も残り2戦となった。上位2チームが入れ替え戦進出となるが、明大は現在4位。同率2位の東女体大・東洋大とは1勝差で、自力進出は不可能だ。それでも、勝率で並ぶことができれば得失点差で順位がつけられる。入替戦に進みためには何としても次の玉川大戦で大量リードを奪わなければならない。「圧勝したい」(小野尾)。最後の望みに懸けて最終戦で有終の美を飾ってみせる。

[大橋未来]

試合後のコメント

小野尾

――今日の試合を振り返っていかがでしたか。

 「1回戦目と比べたら相手もシュートを落としてくれていたし、ミスもしてくれていたのに、そこで自分たちが決め切れなかったのが今日負けた理由だと思います」

――ラスト2試合ではどんな戦いが求められますか。

 「今までやってきたことを出すしかないと思っています。課題であるミスをしないことと、簡単なシュートは決めきるということをみんなにもしっかり言い聞かせて2試合圧勝したいと思います」

清水

――残り2戦をどのように戦いますか。

 「玉川大は外からシュートを打ってくるチームなので、ディフェンスリバウンドは絶対に取らなくてはいけないし、ディフェンスができてもオフェンスで今日みたいなパスミスがあったら足元すくわれてしまうので、気を抜かないでいつも通り走ってディフェンスしてという、明治らしいバスケが最後までできればなって思います」