札幌藻岩高等学校の皆さんに得意なプレーや部活での様子など「テニス大好き!!」の気持ちを語っていただいた。●主将 石川渓太さん2年「キャプテンとして、部員のみんなの個性が強いので一つにまとめるの…

札幌藻岩高等学校の皆さんに得意なプレーや部活での様子など「テニス大好き!!」の気持ちを語っていただいた。

●主将 石川渓太さん2年

「キャプテンとして、部員のみんなの個性が強いので一つにまとめるのに苦労することはあります(笑)が、チームワークは抜群のチームです」

「得意なプレーは、サーブとフォアハンドで攻めるプレー」

「S1でもあるので、僕が試合の最初に、試合の流れを作るためにも勝ちたいと考えています」

「部内のちょっと変わった練習としては、至近距離でボレーの人間に向かって思いっきり打ち込み、それに早く反応して返す"ぶつけ"という練習があります」

●副主将&ムードメーカー 松岡恵太さん2年

「キャプテンからムードメーカーだと紹介されたが、硬式テニスの経験者が多い中、軟式テニスから上がってきた人間の一人なので気持ちの違いが部内のみんなとあったからかもしれません」

「副キャプテンとして、できれば練習を楽しくして、集中するときはしっかり集中させるという役目もあると思っています」

「練習以外でも楽しくした方がチームとしてまとまると思うのでムード作りが自分の役割と心がけています」

札幌藻岩高等学校のしっかりした明るいキャプテンと、優しい気持ちで周りを明るくする副キャプテンの役割分担の素晴らしさに、チームの強いまとまりを感じた。

高校時代に、部活のリーダーとして部員をまとめていくことは、いろいろ困難なこともあると思うが、今後彼らの人生に大きなプラスになることを、インタビューの受け答えの中で確信できた。

また彼らのような人材は、社会でもますます必要とされていくだろう。

海外ではあまりない日本独自の部活制度。

現代ではいろんな意見も出ているが、集団行動、協調性、我慢する心、仲間への思いやりなど、日本人がテニス部を通じて養われてきた大切なものを今後も守っていきたいと感じた。

全国選抜高校テニス大会 チーフアドバイザー 宮崎愛伎代

※写真は札幌藻岩高等学校の皆さん(©全国選抜高校テニス大会実行委員会)