渡邉瑠引退をW杯代表・岩下聖さん、大学の友人・岡田さん、立大・松山に聞いた

渡邉瑠(済4)の引退を受け、親交のある3人が「立教スポーツ」編集部にコメントを寄せた。

◆ジュニア時代からの戦友で18年W杯日本代表・岩下聖さん(福井県スポーツ協会)

引退を告げられたのは、3月の大会の帰りでした。渡邉選手が電車の時間があるということで先に帰る際にボソッと一言告げて帰りました。私は、聞き間違いだと思いあまり考えないようにしてました。

その2か月後の4月下旬、2人でお酒を飲みました。本人の苦渋の決断に「寂しくなるな」としか言えませんでした。思い出話をしてたら楽しかったなぁとふいに悲しくなりました。大事な事を最初に自分みたいな人間に話してくれたことは悲しくもあり嬉しくもあります。でも、何よりも共に合宿や世界戦を日本代表として共にしてきてライバルを失ったということ、そして友達として一緒にスケートができないことがとても残念です。

彼は、一言で言えば真面目、堅実家です。外見はおちゃらけてますが、とても知性的で計算高くスケートに対して凄く真面目だったと思います。私はそういうメリハリが素晴らしいと思っていました。大学生のころ、合宿所の大浴場の栓を抜いてお湯が全部なくなってボイラーを壊して皆で怒られたことが一番の思い出です。


レースで競り合う渡邉(左)と岩下さん

これからお互いに違う道を歩み目指す場所も違いますが、スケートで得た経験はきっと今後の糧となると思います。私たちはいつも瑠と共に戦ったスケートリンクにいるので寂しくなったらいつでも帰ってきてください。お互い頑張ろう。

◆経済学部の友人・岡田直己さん(18年度卒)

自分が卒業する前には、引退を聞いていた。詳しいタイミングは覚えてないけど、聞いた時は、あいつなりに考えたんだろうなと思った、本人が決めたことだから回りが口出しする必要もない。りゅうがやりたいように、やりたいことをやればいいと思う。

スケートに対する姿勢は、間接的にしか知らないけど、韓国にスケート留学するのを聞いたり、テレビに取り上げられたりしてるのを見て、その都度本気さを感じてた。尊敬に値する本気さだったと思う。立スポに一面で取り上げられてたことが印象に残っている。

普段はおふざけキャラ、ムードメーカー。ラップの話はわりかししてたかな。でも、スケートの話とか苦労はあんまり聞かなかった。基本的にずっと面白いやつだった、だから、エピソードは選べない。もし何かあれば俺らみんなで集まろう。

◆渡邉瑠の引退により、スケート部スピード部門最年長になった松山雛子(社3)

渡邉さんは、競技活動に邁進されていた先輩でした。引退については、今年の夏頃に部のことで連絡をとったところ引退していると分かり、とても驚きの気持ちでした。

試合では、気迫や迫力を感じるレースをなさり、積極的なレース展開が特徴の選手だと感じていました。個人的には、インカレ4連覇が一番印象に残っています。

スケート部スピード部門の最年長として、これからも立教大学の精神に倣い文武両道に励みたいです。


立大のスケート部スピード部門トップランナーとして期待がかかる松山

(10月22日・スケート部スピード部門担当班)