24日(日本時間25日)に敵地でのレッズ戦で、日米通算52打席目にしてプロ初本塁打を放ったレンジャーズのダルビッシュ投手。レッズ先発エイドルマンの速球を捉えた一発は、センターに向かって真っ直ぐ飛んでいく410フィート(約125メートル)弾だ…
24日(日本時間25日)に敵地でのレッズ戦で、日米通算52打席目にしてプロ初本塁打を放ったレンジャーズのダルビッシュ投手。レッズ先発エイドルマンの速球を捉えた一発は、センターに向かって真っ直ぐ飛んでいく410フィート(約125メートル)弾だった。野手も顔負けの一発だったが、実は事前にホームラン予告していたことを、バニスター監督が明かしたそうだ。地元紙「フォートワース・スターテレグラム」電子版が伝えている。
■バックスクリーンへの125M弾を「センター一直線の立派な本塁打」と驚嘆
24日(日本時間25日)に敵地でのレッズ戦で、日米通算52打席目にしてプロ初本塁打を放ったレンジャーズのダルビッシュ投手。レッズ先発エイドルマンの速球を捉えた一発は、センターに向かって真っ直ぐ飛んでいく410フィート(約125メートル)弾だった。野手も顔負けの一発だったが、実は事前にホームラン予告していたことを、バニスター監督が明かしたそうだ。地元紙「フォートワース・スターテレグラム」電子版が伝えている。
守備の名手として知られるレッズ中堅ハミルトンも、打球の行方を見送るしかない文句なしの当たりだった。レンジャーズの投手としては、1997年6月30日にボビー・ウィットがドジャース戦で放った本塁打以来となるアーチ。記事によれば、19年ぶりに生まれた投手による一撃について質問されたバニスター監督は「彼は私に(ホームランを)打てると言っていたよ」と、予告していた事実を明かしたという。
交流戦に備えて打撃練習する様子を見ていた指揮官は「打球がバットからいい音を立てて飛び出していた」と振り返り、この日のプロ初本塁打について「センターへ一直線の立派なホームランだった」と驚嘆したそうだ。
ダルビッシュ自身も4、5日前から始めた打撃練習中に好感触を得ていたようで「ここ数日バッティング練習をしていた中で、(本塁打は)あるんじゃないかとは思っていた。1、2本は打てると思っていた」と、自信を持っての一発だったと明かしたという。
今季レンジャーズは、レギュラーシーズンの残り試合にナ・リーグ本拠地開催の交流戦はない。次に打席に立つことがあるとすれば、それはワールドシリーズ。頂上決戦の舞台でホームランを打って世界一に輝けば、それ以上のシナリオはないはずだ。