14日に開幕した東京六大学野球は、現在第6週まで日程が進んでいる。対戦カードは慶大ー明大、立大ー早大。サヨナラ勝利に延長戦と、両カードともに白熱の試合展開となった。

慶大ー明大は、17日に開かれたプロ野球ドラフト会議で指名された選手たちの活躍が目立った。1回戦では福岡ソフトバンクホークスから5位指名を受けた柳町選手が先制の2点本塁打を放つと、投げては東北楽天ゴールデンイーグルスから3位指名された津留﨑投手が3番手で登板し、2イニングを投げて無失点と好投。開幕から負けなしの慶大が4-1で勝利した。一方、広島東洋カープから単独1位指名を受けた明大のエース・森下投手は1回戦の登板を回避。2回戦の先発マウンドに上がると、8回までを1失点に抑える好投。しかし、9回裏に慶大が2死から1塁2塁の好機を作ると、最後は代打・橋本選手がセンターオーバーの適時打を放ち、劇的なサヨナラ勝利で連勝を8に伸ばした。森下投手は159球を投げ9回完投、11奪三振の好投を見せたが、打線が援護しきれなかった。

立大ー早大の1回戦は早大・早川投手、立大・田中誠投手のエース対決。立大は初回に3点を先制すると、一時は早大に1点差まで追い上げられるも8回に2点を加え5-2で勝利した。田中誠投手が今季初完投し、チームは東大1回戦から3連勝を飾った。翌日の2回戦は2-2の同点で延長戦に突入。12回表、稲穂打線が立大の3番手・中川投手のアンダースローを捉え、4安打3得点を加えて5-2で熱戦を制し、早大が勝ち点奪取に向けて3回戦へ望みを繋いだ。

気になる優勝だが、現在勝ち点4で慶大が首位、勝ち点3で法大が2位という状況だ。法大は第7週に東大戦を控えており、2連勝すれば再び首位浮上し慶大と並ぶ。対する慶大は一週空いて第8週に早慶戦を控えているため、優勝は最終週の結果次第を待って決定する。昨秋はまったく同じ条件から法大が優勝したが、あれから1年、“陸の王者”はリベンジを果たすことができるのか。

なお、スポーツブルでは東京六大学野球を「BIG6 TV」にて無料で配信中。10/21(月)も、立大ー早大3回戦を中継予定だ。白球を追う学生たちのプレーを、最後まで見届けよう。

【試合結果】
10/19(土)
慶大 4-1 明大
立大 5-2 早大

10/20(日)
早大 5-2 立大
明大 1-2× 慶大

【この選手に注目】
今カードの注目選手は、早大・岩本選手。大阪桐蔭高出身の2年生だ。高校時代は副将を務めており、慶大・福井選手や早大・徳山投手らとともに甲子園への出場経験を持つ。立大2回戦ではスタメンマスクを被り、徳山投手と“大阪桐蔭バッテリー”でセントポール 打線を翻弄。12回表には1死満塁から走者一掃適時3塁打を放ち、延長戦勝利に貢献した。