ロジャー・フェデラー(スイス)は、リオ五輪でプレーし、全米オープンをスキップするシナリオと、その反対のシナリオの、双方について考えていたと明かした。そして最終的に、言うことをきかない左膝のせいで、彼はそのどちらを行うこともできなかった。…
ロジャー・フェデラー(スイス)は、リオ五輪でプレーし、全米オープンをスキップするシナリオと、その反対のシナリオの、双方について考えていたと明かした。そして最終的に、言うことをきかない左膝のせいで、彼はそのどちらを行うこともできなかった。
17のグランドスラム・タイトルを獲ったフェデラーは水曜日にマンハッタンで、来年行われるチーム戦「レーバー・カップ」のイベントに参加し、同大会をプレーすることについて話したが、29日の月曜日から始まる全米オープンは欠場。1999年以来初めて、全米の準備をしていない。
フェデラーは今年2月に内視鏡による膝の手術を受け、その後、背中の痛みのため全仏オープン欠場を強いられた。彼はウィンブルドン準決勝で敗れてからプレーしておらず、7月後半にはシーズンの残りの期間を身体を回復させるため、リハビリに充てると発表していた。
フェデラーは膝に軽い痛みを感じていたという。フェデラーにとってはその不安定さが、より大きな問題なのだろう。(C)AP