写真:ドイツOPでの早田ひな(日本生命)/提供:ittfworld

<ITTFチャレンジ・ポーランドオープン 2019年10月16日~10月20日>

16日に開幕したITTFチャレンジ・ポーランドオープン。2日目の17日は、U21男女シングルスのベスト8決定戦までと、男女シングルスの予選グループリーグ1試合と本戦決定戦、そして男女ダブルスの予選3回戦までが行われた。

篠塚大登、曽根翔、連戦続く




写真:2019ITTF中国・ジュニア・カデットオープンの篠塚大登(愛工大名電)/提供:ittfworld

U21男子シングルスのベスト16決定戦には、曽根翔(愛工大名電・U21の世界ランキング35位)と、篠塚大登(愛工大名電・同104位)が登場。曽根は格上のENGEMANN Gerrit(ドイツ・同14位)に惜しくも敗れたが、篠塚はHUANG Yan-Cheng(チャイニーズタイペイ・同64位)にゲームカウント0-2からの逆転勝利を収めた。

続いて男子シングルスの予選グループリーグにも篠塚と曽根が登場し、篠塚はフランス選手に、曽根はスロバキア選手に危なげなく勝利。篠塚は3日目の本戦へ、曽根は本戦決定戦へそれぞれ駒を進めた。

さらにU21男子シングルスのベスト8決定戦で篠塚は、なんと、数時間前に男子シングルスで対戦し勝利を収めたフランス選手と再び対峙。連戦の難しさからか、フルゲームの激闘の末惜しくも敗れ、篠塚はべスト16でU21男子シングルスを終えた。

続く男子ダブルス予選2回戦では、篠塚・曽根ペアがイングランドとセルビアの国際ペアを、全く寄せ付けずストレートで下し、3回戦でもロシアのペア相手に要所を締め、ストレート勝ち。3日目に行われるベスト8決定戦へ見事進出を果たした。

谷垣佑真、日本人対決制す




写真:2018ITTFベラルーシOPの曽根翔/提供:ittfworld

男子シングルス本戦決定戦には、曽根に加え、横谷晟(愛工大名電)、谷垣佑真(愛工大名電)、英田理志(愛媛県競技力向上対策本部)が登場。

横谷はシンガポール選手相手に4-1で勝利し、谷垣は英田との日本人対決を制し、ともに本戦出場を決めた。英田は、谷垣に対し各ゲームとも競り合うものの、あと1本が遠く、ここで姿を消すこととなった。

この日なんと5試合目となる曽根は、中国の22歳、YAN Shengと対戦。4ゲーム目をデュースで落とし、ゲームカウント2-3とリードされる苦しい展開ながらも、ここから巻き返し、フルゲームで勝利。本戦への進出を果たした。

塩見真希、U21女子単ベスト8進出

U21女子シングルスには、日本女子唯一のエントリーとなる、塩見真希(ミキハウス)が登場。ベスト16決定戦では、シンガポール選手と対戦。1ゲーム目を競り合いの末に奪うと、そのまま勢いに乗り、3-1で勝利。続くベスト8決定戦でもロシア選手を寄せ付けずストレート勝ちを収め、見事3日目へと進出を果たした。

大会3日目の18日は、男女シングルスのベスト16決定戦まで、男女ダブルスのベスト8決定戦、そしてU21男女シングルスが決勝まで行われる予定だ。

男子試合・組み合わせと見どころ




写真:ジャパンOPの田中佑汰/提供:ittfworld

男子シングルス

田中佑汰 – MLADENOVIC Luka(ルクセンブルク)
篠塚大登 – AGUIRRE Marcelo(パラグアイ) 
谷垣佑真 – 林兆恒(リンチャンフン・中国香港)
曽根翔 – KHANIN Aliaksandr (ベラルーシ)
横谷晟 – LAKATOS Tamas (ハンガリー)

男子ダブルス

篠塚大登/曽根翔 – DYJAS Jakub/GORAK Daniel (ポーランド)

男子は、シングルス、ダブルス共に決勝トーナメントがスタートする。篠塚、曽根、谷垣、横谷の4選手が予選を勝ち上がり、本戦からの出場である田中佑汰(愛知工業大学)を加えた計5選手が決勝トーナメントを戦う。

前日に5試合を戦い抜いた篠塚、曽根は、決勝トーナメントでも勝ち上がることができるのか。特に、曽根は中国選手を本戦決定戦で撃破しており、調子の良さが伺える。また、ポーランドオープンの初戦を迎える田中は、どのような試合運びを見せるのか、見逃せない試合が続く。

男子ダブルスでは、篠塚/曽根ペアがポーランドの強豪ペアに挑む。特にディヤスは、中陣からの強烈な両ハンドドライブを武器にしており、2019年世界卓球では丹羽孝希(スヴェンソン)を苦しめた実力者。どのような試合を見せるのか、要注目だ。

女子試合・組み合わせと見どころ




写真:チェコOPの早田ひな/提供:ittfworld

女子シングルス

塩見真希 – SZYMCZAK Julia (ポーランド)
大藤沙月 – SHI Xunyao (中国)
早田ひな – GARCIA Ana (スペイン)
橋本帆乃香 –劉恩寵(リュウウンチョン・韓国)
芝田沙季 – MA Wenting (ノルウェー)

女子ダブルス

橋本帆乃香/塩見真希 – GUISNEL Oceane/MIGOT Marie (フランス)
大藤沙月/芝田沙季 – SIM Hyunju/劉恩寵(韓国)

U21女子シングルス

塩見真希 – ZHANG Sofia-Xuan (スペイン)

女子も、シングルス、ダブルス共に決勝トーナメントが始まる。日本選手では、U21女子シングルスにも出場する塩見の他、大藤沙月(ミキハウスJSC)、橋本帆乃香(ミキハウス)、芝田沙季(ミキハウス)、早田ひな(日本生命)が登場。

この大会第3シードの早田は、ポーランドオープンの初戦をどのように迎えるのか。優勝を狙うためにも、気持ちよく突破していきたい。また、大藤はいきなり中国選手と当たる厳しい組み合わせ。持ち味の両ハンドドライブで、中国越えなるか。

女子ダブルスでは、橋本/塩見ペアと大藤/芝田ペアが初戦を迎える。パラグアイオープン女子ダブルス優勝の実力を持つ、橋本/塩見ペアがフランスペア相手にどのような試合展開を見せるのか。また、攻撃的なプレースタイルの大藤/芝田ペアも、上位進出の期待が高い。どちらのペアも実力があるだけに、初戦を突破して勢いに乗っていきたい。

またU21女子シングルスの準々決勝には、塩見真希が登場。ベスト8決定戦では、ロシア選手を一蹴している。このまま優勝を勝ち取ることができるのか。

天王山を迎えるポーランドオープン。日本選手の活躍に注目だ。

文:ラリーズ編集部