ラファエル・ナダル(スペイン)と婚約者のマリア・フランシスカ・ペレロさんが、2人が生まれ育ったマヨルカ島のPuerto PollensaにあるLa Fortalezaで結婚式を挙げる。招待され…

ラファエル・ナダル(スペイン)と婚約者のマリア・フランシスカ・ペレロさんが、2人が生まれ育ったマヨルカ島のPuerto PollensaにあるLa Fortalezaで結婚式を挙げる。招待されたゲストたちは携帯電話を式場に持ち込まないように言われ、式関係各社の従業員たちは守秘義務書類に署名をしたと、スペインのMajorca Daily Bulletin紙が伝えている。

挙式まではプライバシーの保護とセキュリティが最重要課題。そのために民間の警備会社が雇われている。ほとんどのゲストはFormentor、 Son Brullなどの地元の高級ホテルに宿泊し式場まではタクシーだが、車は途中で軍基地のメインゲートを通らなければならない。警察への出動依頼は出されていないが、近辺でドローンやヘリコプターは使用しないように要望している。

招待客に政治関係者はいない模様で、現地の市長も招待されていないということだ。大部分のゲストは親族や友人だが、セレブも少数含まれており、前スペイン国王のフアン・カルロス1世と前王妃も招かれている。料理を担当するのはミシュランの星を持つシェフ、Maca de Castro。噂ではアリカンテにミシュラン三ッ星のレストランを持つシェフQuique Dacostaも手を貸すようだ。

先週の土曜日、ナダルは友達数人とパルマで独身最後のバチェラー・パーティを楽しんだ。場所はPaseo Maritimoにあるマヨルカ・ソーシャル・クラブ。常に礼儀正しいナダルは、他の客たちとの写真撮影にこころよく応じていた。フィアンセであるペレロさんも、同じくパルマにあるVermuteria La Rosaへ友人たちとランチに出かけた。

日曜のナダルは、家族とPort Verd de Son ServeraにあるレストランSa Puntaで食事をしていた。彼の両親と、2人の祖母が同席。5時頃にレストランを出る時にナダルは報道陣に「僕は何も話さないよ。今まであったことを覚えてる?連続ドキュメンタリー報道だよ。そういうのは、もうたくさんなんだ」と笑顔だが、強い口調で言った。一方で彼は自分の結婚式が巻き起こしている興奮に驚きながらも、皆のお祝いの言葉に感謝の意を表した。

(テニスデイリー編集部)

※写真は結婚式を挙げるナダル(左)とペレロさん(右)

(Photo by Leonard Zhukovsky, lev radin / Shutterstock.com)