現地16日、「ATP250 ストックホルム」(スウェーデン・ストックホルム/10月14~20日/室内ハードコート)男子シングルス2回戦で、世界74位の西岡良仁(日本/ミキハウス)が第3シードのテイラー・フリッツ(アメリカ)と対戦。西岡が7‐5、6‐4で勝利し、ベスト8進出を決めた。

この試合、西岡は第1セットで、ゲームカウント3‐5、40‐15と2本セットポイントを握られたところから逆転。第2セットも2ブレークアップのゲームカウント4‐1と優位に進め、1つブレークを返されるものの勝利を掴んだ。

これで西岡は1月の「ATP250 シドニー」、8月の「ATP1000 シンシナティ」に続く今シーズン3度目のベスト8進出。次戦は今シーズン初のベスト4をかけて、世界60位のフィリップ・クライノビッチ(セルビア)と対戦する。

西岡は「楽天ジャパンオープン」に出場した際に、「オリンピックは最優先で目指す」と語っていた。

「今後のまわり方は、本当にオリンピックまでのランキングを計算しつつという感じになると思います。なるべくチャレンジャーには出たくないですが、ギリギリになったり、点を取っておいた方がいいなとなるんだったら、出ることも考えると思います。理想はツアーで取れるといいなと思います」

そして今大会、理想とするツアーでポイントを重ねるチャンスを作った。東京オリンピックに出場するにはいくつか条件があるが、ランキング上では、2020年の「全仏オープン」終了直後の6月8日に発表されるもので世界56位以内を目指すことになる。

西岡は現在世界74位、キャリアハイでも世界58位と、キャリアハイ以上が必要になる。あくまでも現時点でのランキングを例にとると、世界56位であるロレンツォ・ソネゴ(イタリア)は990ポイント、西岡は現在780ポイント。来年の「全仏オープン」終了時点で1,000ポイント以上となり、キャリアハイ更新を目指すことになる。

もし今大会で仮に優勝すると、単純計算で250ポイント獲得となり、優位に立てる。西岡がこのチャンスを活かせるか注目だ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「楽天ジャパンオープン」での西岡

(Photo by Koji Watanabe/Getty Images)