24日(日本時間25日)に敵地でのレッズ戦に先発したレンジャーズのダルビッシュ有投手が、日米通算初本塁打を記録した。6回を投げて4安打5奪三振5四球5失点(自責3)で勝敗はつかなかった。■レ軍投手19年ぶりHRの快挙、メジャー最多6四死球と…
24日(日本時間25日)に敵地でのレッズ戦に先発したレンジャーズのダルビッシュ有投手が、日米通算初本塁打を記録した。6回を投げて4安打5奪三振5四球5失点(自責3)で勝敗はつかなかった。
■レ軍投手19年ぶりHRの快挙、メジャー最多6四死球と制球乱し、5勝目逃す
24日(日本時間25日)に敵地でのレッズ戦に先発したレンジャーズのダルビッシュ有投手が、日米通算初本塁打を記録した。日本ハム時代を通じて52打席目で飛び出したバックスクリーンへの125メートル弾で自らリードを広げたが、マウンド上ではメジャー最多6四死球など制球が定まらず。6回を投げて4安打5奪三振5四球5失点(自責3)で勝敗はつかず。唯一の救いは、チームが6-5で接戦を制し、連敗を3で止めたことだった。
今季3度目の交流戦登板は、初回こそ時速97マイル(約156キロ)を記録し、15球で3者凡退とするなど快調に飛ばした。だが、味方打線が3点の援護をくれた直後の2回から荒れた。3つの四死球で1死満塁のピンチを招いて2失点。3、4回は何とか無失点で切り抜けたものの、5回には味方失策が絡んで1点を失った。
2点リードで迎えた6回は1死から安打と四球で一、二塁としたところで、元西武アレックス・カブレラの息子で捕手ラモン・カブレラに右中間へ二塁打を運ばれて1失点。続くデヘススに中犠飛を許して、同点に追いつかれてしまった。
6回を投げ終えて100球(56ストライク)で降板。メジャー最多6四死球を記録しながら、なんとか同点で凌いだ。
ダルビッシュの日米初アーチは、3-2で迎えた5回2死走者なしで生まれた。レッズ先発エイドルマンと対戦したダルビッシュは、カウント1-2から4球目91マイル(約146キロ)速球を鋭く振り抜き、バックスクリーンに飛び込む125メートル弾に。レンジャーズ投手としては1997年6月30日にボビー・ウィットがドジャース戦で本塁打して以来19年ぶりの快挙にベンチは沸いた。
チームは8回にベルトレがライトへ勝ち越しの二塁打を放ち、6-5で勝利。連敗を3で止めた。