15日、長野・広島・福岡で開催された男子ワールドカップバレーは全順位が確定した。優勝は世界ランク1位・ブラジル。前回大会は出場できなかったが、無敗の11連勝で悲願の“完全優勝”を果たした。続く2位にはポーランド、3位にはアメリカが入った。一…

15日、長野・広島・福岡で開催された男子ワールドカップバレーは全順位が確定した。優勝は世界ランク1位・ブラジル。前回大会は出場できなかったが、無敗の11連勝で悲願の“完全優勝”を果たした。続く2位にはポーランド、3位にはアメリカが入った。一方、最下位に終わったチュニジアもワールドカップでは2007年11月以来12年ぶりの白星を奪うなど、各国に様々なドラマが生まれた大会となった。

柳田将洋選手、石川祐希選手らエースを擁した龍神NIPPONは、惜しくも表彰台を逃したが28年ぶりの4位。史上初となる5連勝を含む24年ぶりのワールドカップ7勝を記録するなど大躍進を遂げた。女子では石川真佑選手のブレイクが記憶に新しいが、男子でも19歳・西田有志選手が活躍。中垣内監督の起用に応え、今大会何度もチーム最多得点を奪った。10ヶ月後に迫った東京五輪に向け、今後のさらなる飛躍が期待できそうだ。