14日、出雲全日本大学選抜駅伝が島根県出雲市にて開催された。出雲駅伝は全日本大学駅伝、箱根駅伝と並び「学生3大駅伝」と称される伝統あるレース。令和初の学生3大駅伝はダークホースが番狂わせを起こす波乱の展開となった。最終6区で1位と37秒差の…
14日、出雲全日本大学選抜駅伝が島根県出雲市にて開催された。出雲駅伝は全日本大学駅伝、箱根駅伝と並び「学生3大駅伝」と称される伝統あるレース。令和初の学生3大駅伝はダークホースが番狂わせを起こす波乱の展開となった。
最終6区で1位と37秒差の4位でたすきを受けたのは、國學院大キャプテンの土方英和選手。ラスト670mで逆転しトップでゴールに飛び込んだ。國學院大が優勝を飾ったのは3大駅伝を通じて初の快挙。チームに歓喜の輪が広がった。
今年の関東インカレでは國學院大の強さが際立った。男子2部ハーフマラソンで土方選手が初優勝したほか、4年生の浦野雄平選手が同5000mと10000mで日本勢トップと、力のある選手が揃っている。今回の出雲駅伝は、ライバルたちに「今年の國學院大は一味違う」という警戒心を与えたに違いない。
【上位5チーム】
優勝 國學院大
2位 駒澤大
3位 東洋大 ※前回準優勝
4位 東海大 ※今年の箱根駅伝で総合優勝
5位 青山学院大 ※前回優勝