14日、東京・有明コロシアムでチャリティーテニスマッチ「UNIQLO LifeWear Day Tokyo」が行われ、そこでロジャー・フェデラー(スイス)が、2020年に開催される東京オリンピックに出場する予定であることを明言した。

この日行われたチャリティーマッチで、フェデラーは13年ぶりに日本でプレー。ジョン・イズナー(アメリカ)とチャリティーマッチとはいえ真剣勝負を行い、華麗なプレーで観客を魅了。フェデラーが6‐3、7‐6(3)で勝利した。

その後のオンコートインタビューで、フェデラーは「来年はオリンピックで必ず戻ってきます」とコメント。その後のインタビューでも「チームと数ヵ月話し合ってきまして、どうするかずっと検討してきました。私の考えとしては、またオリンピックに来たいという考えです」と、東京オリンピックに出場予定であることを明かした。

フェデラーはこれまでも東京オリンピックに出場するかどうか、記者会見で何度も質問されていたが、明言はせず。

9月の「全米オープン」の際も、「まだ1年先のことなので、そこでプレーするかどうかわからない」「自分の中ではチームや家族のことなど、来年のウィンブルドンの後、どうするのがスケジュール的にベストか考えようと思う」とコメントするに留まっていた。

フェデラーは2000年に初めてオリンピックに参加し、これまで4度出場。2008年の北京オリンピックでは男子ダブルスで金メダル、2012年のロンドンオリンピックでは男子シングルスで銀メダルを獲得しているが、意外にもシングルスでの金メダルは獲得していない。

現在、フェデラーはITF(国際テニス連盟)が定めているオリンピック出場資格を満たしていない。条件の一つに、前回のオリンピック以降で、テニス男子国別対抗戦「デビスカップ」へフェデラーは2回出場する必要があり、これを満たしていないからだ。しかし、オリンピックの金メダリスト、もしくはグランドスラム優勝者に与えられるITFの推薦枠があり、グランドスラムで20回優勝しているフェデラーはこれを利用するとみられる。

来年、グランドスラムの一つでロンドンで開催される「ウィンブルドン」は7月12日に閉幕。東京オリンピックのテニス競技は7月25日に開幕と、間は2週間もない。ロンドンとは異なり、気温が高く多湿な日本の夏にどれだけ適応できるかが、一つの鍵となる。

5度目の出場を明言したフェデラーが来年、東京で悲願のシングルス金メダルを獲得できるか注目だ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「UNIQLO LifeWear Day Tokyo」でのフェデラー

(Photo by Jun Sato/WireImage)