ATP(男子プロテニス協会)は10月14日、最新の世界ランキングを公表。錦織圭(日本/日清食品)は前週から1つ順位を下げて9位となった。肘の治療のためにアジアシーズンを欠場している錦織。前週行…

ATP(男子プロテニス協会)は10月14日、最新の世界ランキングを公表。錦織圭(日本/日清食品)は前週から1つ順位を下げて9位となった。

肘の治療のためにアジアシーズンを欠場している錦織。前週行われた「ATP1000 上海」で、前年はベスト8の結果を残していたため、180ポイント失効。現在2,860ポイントで、8位のカレン・ハチャノフ(ロシア)とは130ポイント差、10位のロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)とは285ポイント差だ。

なお、錦織の次戦は10月21日開幕の「ATP500 ウィーン」を予定しており、9月24日に参加したイベントで「一応出る予定」と話している。

また、出場6大会連続で決勝進出を果たし、「ATP1000 上海」で今シーズン4個目のタイトルを獲得した4位のダニール・メドベージェフ(ロシア)は、前週から955ポイント積み上げて現在5,920ポイントに。3位のロジャー・フェデラー(スイス)とは1,030ポイント差となった。

そのほかトップ20内では、「ATP1000 上海」でベスト4進出を果たしたマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)が、前週から2つ順位を上げて11位に。19歳フェリックス・オジェ アリアシム (カナダ)も2つ順位を上げて17位につけ、それぞれキャリアハイを更新した。

日本人選手では、西岡良仁(日本/ミキハウス)が前週から1つ順位を上げて74位。内山靖崇(日本/北日本物産)が108位となりキャリアハイを更新。ダニエル太郎(日本/エイブル)は内山に続いて109位につけている。

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【10月14日付最新ATPランキング】

順位(前週) 名前(国籍) ポイント

1. ← (1)ノバク・ジョコビッチ(セルビア)  9,545

2. ← (2)ラファエル・ナダル(スペイン) 9,225

3. ← (3)ロジャー・フェデラー(スイス) 6,950

4. ← (4)ダニール・メドベージェフ(ロシア) 5,920

5. ← (5)ドミニク・ティーム(オーストリア) 5,085

6. ← (6)アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ) 4,425

7. ← (7)ステファノス・チチパス(ギリシャ) 3,900

8. ↑ (9)カレン・ハチャノフ(ロシア) 2,990

9. ↓ (8)錦織圭(日本/日清食品) 2,860

10. ← (10)ロベルト・バウティスタ アグート(スペイン) 2,575

11. ↑ (13)マッテオ・ベレッティーニ(イタリア) 2,545

12. ← (12)ファビオ・フォニーニ(イタリア) 2,415

13. ↓ (11)ガエル・モンフィス(フランス) 2,410

14. ← (14)ダビド・ゴファン(ベルギー) 2,280

15. ↑ (16)ディエゴ・シュワルツマン(アルゼンチン) 1,995

16. ↑ (17)ジョン・イズナー(アメリカ) 1,985

17. ↑ (19)フェリックス・オジェ アリアシム (カナダ) 1,681

18. ↑ (20)スタン・ワウリンカ(スイス) 1,670

19. ↑ (22)ルカ・プイユ(フランス) 1,645

20. ↑ (21)ギド・ペラ(アルゼンチン) 1,620

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74. ↑ (75)西岡良仁(日本/ミキハウス) 780

108. ↑ (110)内山靖崇(日本/北日本物産) 507

109. ↑ (111)ダニエル太郎(日本/エイブル) 506

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全米オープン」での錦織

(Photo by Chaz Niell/Getty Images)