今年も熱戦が繰り広げられた夏の高校野球。舞台となった甲子園球場には、各代表校の宿泊先が一覧となって掲示されていた。この一覧表を見たときに、一つの疑問が湧いた。

「どの学校が一番高いホテルに泊まっているんだろう…?」

そこで、あふれ出てしまった探究心を満たすべく、すべての宿舎の金額を調べ上げることにした。今回は条件を統一し、調査した。実際は宿泊数や時期・人数などのばらつきがあり、一概に「ここが一番高い」とは断定できない。あくまでも夏休み期間の休日に大人2名で宿泊したときの値段で判断したものだ。

楽天トラベルで[8/28 大人2人ツインルーム 素泊まり スタンダードプラン]を条件に調査してみたところ、

西東京代表・八王子高校『都ホテルニューアルカイック』

が一番高いホテルのようだ。

上記の条件で調べると、八王子高校の宿泊先となっていた『都ホテルニューアルカイック』が一番高いホテルであり、最安のホテルとは、約2万5000円の差があった。

さらに調べてみると、過去3年間の宿泊先とほぼ一致した。どうやら都道府県ごとに宿泊先がある程度決まっているようだ。高野連の開催要項によると、1校20人(登録選手・監督・責任教師)に1日1人4000円が支給されるという。

今大会で関東一高が宿泊した『甲子園ホテル夕立荘』は甲子園球場のすぐそばに位置しているが、『チサンホテル神戸』などの神戸付近のホテルに宿泊した盛岡大付・尽誠学園などは、球場まで車で50分ほどかかる。西宮市だけでなく、神戸・大阪など、かなりの広範囲の宿泊施設が協力している。

決勝戦の日まで部屋を確保しているため、途中で敗退してしまえばホテルの予約がキャンセルということになる。ミーティングのために広めの部屋が必要だろうし、第一試合の場合は従来のホテルの朝食時間を早めてもらうことにもなるであろう。

夏休み期間のため、他の多くの宿泊客との兼ね合いもある中、このような条件を飲み、毎年部屋を提供している。高校野球は大会関係者だけでなく、宿舎側の協力の元で成り立っているものなのだ。