首位広島の福井優也投手が24日、2位巨人と7ゲーム差で迎えた一戦で打球直撃のアクシデントに見舞われたが、気迫の続投となった。■巨人菅野のピッチャー返しが当たるアクシデントも… 首位広島の福井優也投手が24日、2位巨人と7ゲーム差で迎えた一戦…

首位広島の福井優也投手が24日、2位巨人と7ゲーム差で迎えた一戦で打球直撃のアクシデントに見舞われたが、気迫の続投となった。

■巨人菅野のピッチャー返しが当たるアクシデントも…

 首位広島の福井優也投手が24日、2位巨人と7ゲーム差で迎えた一戦で打球直撃のアクシデントに見舞われたが、気迫の続投となった。

 4回に阿部に先制2ランを被弾も、5回に安部のソロで1点を返し、1点差で迎えた5回だった。2死で打席には巨人先発の菅野。1ストライクから直球を弾き返されると、痛烈なピッチャー返しが右膝に直撃。打球は一塁側へ跳ね返り、内野安打となった。

 福井はその場で倒れこみ、苦悶の表情。支えられながらダグアウトへ戻り、ベンチ裏で治療した。そのまま降板かと思われたが、すぐにベンチから出てきて、投球練習を開始。続投となった。

 続く長野は二飛に仕留め、この回を無失点に抑えた。さらに、続く6回は先頭で打席に入ると、菅野から右中間を破る会心の当たり。右膝を痛がる素振りを見せることなく、二塁まで到達した。そして、1番・田中は右中間フェンス直撃のタイムリーに塁打。福井は再び全力疾走を見せ、一気に三塁を回って同点のホームを踏んだ。

 広島はさらに、菊池の犠打で2死三塁とすると、3番の丸が右翼線へタイムリー二塁打。田中が生還して一気に逆転に成功した。