<写真・勝負どころでボールを託される岸本> 10月13日、関西大学千里山キャンパス体育館にて2019年度関西大学バレーボール連盟秋季リーグ第9戦が行われた。関学は甲南大と対戦し、セットカウント2-3で敗北した。   秋季リーグ8戦を終え、1…


<写真・勝負どころでボールを託される岸本>

 10月13日、関西大学千里山キャンパス体育館にて2019年度関西大学バレーボール連盟秋季リーグ第9戦が行われた。関学は甲南大と対戦し、セットカウント2-3で敗北した。

   秋季リーグ8戦を終え、1部リーグ11位と崖っぷちで迎えたリーグ第9戦。一次リーグでは勝利を収めた甲南大と対戦した。第1セットは序盤から流れをつかんだ。WS瀧澤(人1)を中心に得点を重ね、終盤にはOP岸本(国3)の連続得点で関学の流れに駄目押し。25-23で第1セットを奪った。勢いに乗りたい第2セットでは、相手ブロックに攻撃が捕まる。サーブミスによる失点も重なり、関学はリズムをつかみ切れない。終盤も攻撃を決め切れず、21-25で第2セットを落とした。続く第3セット。序盤からMB関(経2)の攻撃が冴え渡る。リードを奪い、勢いそのままに25-21で第3セットを獲得した。勝負を決めたい第4セットでは、序盤からミスが重なり、リードを許す展開に。シーソーゲームが続く中、突破口を見出せない。ボールをサイドに集めるも、決まらず。交代選手を積極的に投入し、劣勢を打破しようとするも、状況は変わらず流れを完全に相手に渡した。18-25で第4セットを奪われると、勝負は最終セットへ。岸本を中心に攻撃を組むも、決定力に欠け、リードを許す展開に。ピンチサーバー山﨑(商3)のサーブで相手の守備を崩すも、チャンスボールをものにできずマッチポイントを奪われた。最後はサーブミスで得点を譲ると、12-15でゲームは終了。フルセットの末、甲南大に敗北を喫した。この結果、京産大、関学、大商大が勝敗数で並ぶため、セット率により関学が12校中11位。最終戦の勝敗によっては、1部2部入れ替え戦または2部自動降格の可能性が残ることとなった。

 次戦は10月20日、近畿大学記念会館にて秋季リーグ最終戦が行われ、大体大と対戦する。

試合後のコメント

中川礼生主将(人4)「取り切れたゲームなのに勝ち切れなかった。相手を圧倒しないといけない場面で、引いてしまっている。こちらが劣勢になると、気持ちの面で負けている。勝とうとする意識があるのは分かるが、その気持ちを出し切れていない。練習と試合は異なることがある分、練習から試合を想定しなければならない。自分が出て何とかしたいが、出られないのが現実。どうやって全員をやる気にさせるか。もっと頑張らないといけない。このチームもあと1ヶ月半。一体感を出し一致団結して、覇気を出してやっていきたい」