写真:張本智和(木下グループ)/提供:ittfworld12日、国際卓球連盟(ITTF)は現在開催中のワールドツアープラチナ・ドイツオープン大会4日目のベストポイント(Point Of The Day)に、男子シングルス2回戦の張本智和(木…

写真:張本智和(木下グループ)/提供:ittfworld

12日、国際卓球連盟(ITTF)は現在開催中のワールドツアープラチナ・ドイツオープン大会4日目のベストポイント(Point Of The Day)に、男子シングルス2回戦の張本智和(木下グループ)-サムソノフ(ベラルーシ)戦のスーパーラリーを選出し、公式SNSアカウントで公開した。

サムソノフ戦での張本のスーパーラリー

張本がゲームカウント3-0でリードして迎えた第4ゲーム2-4の場面。張本は得意のチキータ(台上でのバックハンド強打)レシーブの後、フォアハンド攻撃の連打でサムソノフを追い込む。しかしながらリーチが長くラリーに強いサムソノフは、意表をつくフォアハンドのカウンター攻撃で張本のバックサイドをつく。

するとこの場面で張本はバックハンドで見事な返球を見せた後、ひらりと一回転。その後体勢を立て直した張本が台から離れた位置からの強烈なバックハンド攻撃を決め、9往復続いたスーパーラリーを制した。このラリーを見たファンからは「Is it dance?」(これはダンス?)などと驚きの声があがっている。

張本は12日に行われる男子シングルス準々決勝で、今年の世界選手権銅シングルスメダリストの梁靖崑 (リャンジンクン・中国)と対戦する。

文:ラリーズ編集部