◆2019年度秋季関東大学女子バレーボールリーグ戦◆9月22日 対白鴎大 立大体育館ホームで迎えた秋季リーグ2戦目。結果は先週に引き続きストレート勝ちを収めた。終始大きな声援が響き渡り、コートの内外問わず笑顔にあふれていた。全ての練習を自分…

◆2019年度秋季関東大学女子バレーボールリーグ戦◆

9月22日 対白鴎大 立大体育館

ホームで迎えた秋季リーグ2戦目。結果は先週に引き続きストレート勝ちを収めた。終始大きな声援が響き渡り、コートの内外問わず笑顔にあふれていた。全ての練習を自分たちが主体となって行っている選手たち。誰をどのタイミングで起用するのか、皆で話し合って決めた作戦が吉と出た。


得点を決めた後喜び合うメンバーたち


第1セット目は「エンジンがかかるのがすごく遅かった。」(杉坂)との言葉の通り、思っていたよりも点数を取られてしまった。前半は#2(加藤)のクイックなどで4連続ポイント決め、流れを引き寄せる。しかし後が続かない。何度も同じコースでスパイクを決められてしまう。相手に翻弄されるもここは#4(杉坂)の鋭角を狙った強烈なスパイクとナイスサーブで点数を稼ぎ勝利した。


センターからフェイントを決める加藤(社4)


セッターとアタッカーのコンビが光った2セット目。#3(植草)の巧みなトスはそれぞれのアタッカーとタイミングがバッチリ。どのポジションからでも相手を圧倒するスパイクが炸裂した。その一方で「精度でいったらまだまだかな」(植草)とコンビの完成度にまだ満足していない。どんな強い相手にも通用する攻撃を完成させる、選手たちの目標は高い。3セット目では#10(鯉渕)が大活躍。相手の動きによってフェイントとスパイクを使い分け、見事点数に繋げる。思い切りの良いアタックは観客をも魅了した。

今回のリーグ戦の目標は2部昇格。しかし選手たちは昇格した後の部の今後にまで目を向けている。すぐに降格してしまわないよう後輩たちの育成にも力を入れ、積極的にメンバー交代を行う。部員皆で試合に挑む、この心持ちがコート内のプレーを熱くさせるのはもちろん、得点が決まる度にみせるベンチからの可愛らしい応援にもつながっている。まだまだ成長を続ける彼女たちから目が離せない。
(10月1日 藤澤舞衣)