◆2019年度関東学生秋季ホッケーリーグ戦◆

10月6日 対成城大 早稲田大学東伏見キャンパス

開幕から連勝を重ね、迎えた第3戦。前回の東女大戦と同じく、1部復帰を目指す立大にとって落とすことのできない重要な一戦だ。試合は、第1Qから2点奪取と強気な攻めを見せ、試合終盤までその姿勢を貫いた。相手のカウンターを確実に抑えつつ着実に点差を広げ、常に立大が主導権を握るという試合展開のもと、連勝となった。

選手たちの集中力が伝わる厳かな雰囲気の中、笛の音と共に試合が始まった。序盤から立大は高いボール支配率で成城大を揺さぶる。第1Q・2分、立大の怒涛の攻めの中、#29廣瀬(コ4)が最初のシュートを放った。ボールは枠を捉え、そのままゴールに突き刺さる。これが先制点となり、序盤から試合を大きく動かす展開となった。その後も試合のペースを握っていたのは立大で、さらにチャンスの場面を作っていく。4分、#9永田(観3)のロングパスが#29廣瀬に渡り、素早くゴール前へパスを放つ。これを決め切ったのは#10片山(社3)。選手だけでなく立大側のベンチ、さらには応援席からも大きな歓声が上がった。序盤から点差をつけ勢いに乗る立大だったが、攻めの展開を作るものの決め切れず、さらなる追加点はないまま第1Q終了。

続く第2Q、相手の速いパス回しによる攻めを守り切り、カウンターで積極的に追加点を狙う立大。相手のパスコースを見逃さずにパスカットに成功する場面は多く見られたものの、この好守備をパスミスなどでなかなか攻撃に活かしきれない。多くの攻撃の中心に立っていた#29廣瀬も「決め切れないのはチームの弱み」とこの展開には課題点を感じていた。そのまま均衡状態が続き、第2Qは両チーム無得点で前半が終了した。

ベンチで気持ちを入れ替えた選手たちは、真剣な眼差しでフィールドに戻る。後半の第3Q、立大は前半よりもさらに強気で攻め、3分、PC(ペナルティコーナー)を獲得。大きなチャンスが訪れる。#13安達(文2)の力強いパスを、#29廣瀬がボールのコースを変えることでキーパーを惑わしゴール。「あれは良かった」と#13安達。選手たちも笑顔がこぼれた。後半開始早々、立大に大きく試合の流れが傾く展開となった。その後も立大は攻めの手を緩めることなくそのまま第4Qへ。3分、#29廣瀬が相手のドリブルからボールを奪い、ゴール前までボールを運びパス。またもやこれに応えたのは#10片山。第1Qと似た試合展開から、選手たちの勝利への強い気持ちを感じさせられるシュートであった。試合終盤、相手の猛攻にも耐え抜いて1得点も与えることなく試合終了の笛が鳴った。


強気なドリブルで前線にボールを運ぶ安達(文2)


この試合、立大のMFがボールの奪い合いを完全に制し、高いボール支配率を保ち試合のペースを握ることができた。個人のドリブルだけでなく、精度の高いロングパスで4点を獲得することに成功。危なげなく快勝し、力の差を見せつけた。次の順位決定予選は1部昇格のために絶対に落とせない。今日の勝利を糧に気持ちを高めていく。
(10月9日・唐鎌光生)

◆コメント◆
安達選手
―今日の試合全体を振り返って
今日の試合はもちろん大切な試合なのですが、通過点としての意味合いが大きな試合だったので、しっかり勝ち切って次に繋げようという気持ちがありました。普段より2割増しほど攻撃的な気持ちで攻めたので、ボールのキープ率の面では良かったのですが、試合が進むにつれて尻すぼみになってしまうところは、チームとしての課題点ですね。
―次の試合への意気込み
次はおそらく横浜市立大学との試合になると思うのですが、その試合を勝たないと今までの勝利が意味のないものになってしまうので、次戦は通過点ではなく、さらに上へ行くための1つのゴールとして見てもいいと思っています。勝たなきゃいけない試合をしっかり勝ちます。

廣瀬選手
—今までの3戦を振り返って
2試合目を除き、格下の相手にもう少し点を取らなければならない場面で取りきれなかったところが結構あったので、そこをもう少し積極的に攻める、というのがチームを改善する課題点かなと思います。

OG古谷さん(昨年度主将)
―全体としての印象は
1年生が多く出場しており、1年生のレベルが高いのだなと改めて感じました。上級生も上手くなっているなということが分かり、良かったです。
―課題は
去年に比べたらディフェンスからの攻めが少ないと感じ、ディフェンスからヒットを打って良いボールを縦に通すことや、ヒットだけになってしまっていて、パスでディフェンスとミッドで一緒に崩すなどのプレーがあまりなかったので、ディフェンスからもう少し攻めに加われたら良かったのかなと思います。去年のチームはディフェンスにも4年生が多くいたので、結構ガツガツ系でみんな攻めたいという感じでディフェンスもどんどん上がってパスに加わっていたのですが、今のチームはミッドとフォワードで完結している場面が多いなと思いました。
―現役部員の皆さんにメッセージは
頑張って1部に昇格して欲しいです。