米国拠点のラリークロスシリーズ、アメリカズ・ラリークロス(ARX)の最終戦が10月5−6日、ミッドオハイオで開催され、ファイナルではスバルWRX STIのクリス・アトキンソンが総合優勝。チームメイトのパトリック・サンデルも3位に入り、スバル…

米国拠点のラリークロスシリーズ、アメリカズ・ラリークロス(ARX)の最終戦が10月5−6日、ミッドオハイオで開催され、ファイナルではスバルWRX STIのクリス・アトキンソンが総合優勝。チームメイトのパトリック・サンデルも3位に入り、スバル・モータースポーツUSAが2019シーズンのチームタイトル獲得を決めた。ラリークロスでのタイトルは、チーム史上初。

週末を通して天候が不安定となったミッド・オハイオ。セミファイナルのスタートを準備している中で雨が降り始め、ダーとセクションがマッドになるなど難しいコンディションとなった。今回は、アトキンソンとサンデルに加え、世界ラリークロス選手権でも活躍するアンドレアス・バックラッド、ジョニ・ウィマンを加えた4台体制で挑んだが、揃ってファイナル進出を決めた。そのファイナルでスタートからリードを握ったアトキンソンは、その順位を守り切り、シーズン2勝目をマーク。これでアトキンソンもドライバーズ選手権では2位でシーズンを締めくくり、サンデルも1ポイント差のシリーズ3位に食い込んだ。



「チームのみんなは今年、本当にがんばってくれたよ!」と優勝を決めたアトキンソン。
「全6戦中、チームが4勝を収めでチームズ選手権を獲得できたのは、本当に感慨深い。ここ数年、誰もが本当に必死に取り組んできたので、ポディウムの頂点に立ってシーズンを終えることができて、完璧だ」

なお、ドライバーズ選手権のタイトルは、タナー・ファウスト(フォルクスワーゲン・ビートル)が決めている。