1イニング10得点はポストシーズン最多タイ ブレーブス – カージナルス(地区シリーズ・日本時間10日・アトランタ)  ナ・リーグの地区シリーズ第5戦が9日(日本時間10日)に各地で行われ、カージナルスは敵地で行われたブレーブス…

1イニング10得点はポストシーズン最多タイ

ブレーブス – カージナルス(地区シリーズ・日本時間10日・アトランタ)

 ナ・リーグの地区シリーズ第5戦が9日(日本時間10日)に各地で行われ、カージナルスは敵地で行われたブレーブス戦の初回に10点を奪う猛攻を見せた。1イニング10得点はポストシーズン最多タイで、1回に10点を取ったのはポストシーズン史上初だ。

 いきなりの猛攻だった。初回、ファウラーの四球、ゴールドシュミットの遊撃内野安打などで1死一、三塁とすると、オズナの右前適時打で先制。さらに敵失で満塁とすると、カーペンターの押し出し四球、エドマンの右翼線2点二塁打が飛び出した。同満塁からは投手のフラハーティが2番手として救援したフリードから押し出し四球。その後もファウラー、ウォンの2者連続2点二塁打、ゴールドシュミットの右犠飛など打者14人の猛攻。5安打4四球で10得点した。「スタッツ・バイ・スタッツ」によると、1イニング10得点は1929年アスレチックス、1968年タイガース、2002年エンゼルス以来4度目。敵地も静まり返る猛攻だった。

 ブレーブス先発のフォルタネビッチは4日の第2戦で7回3安打無失点と好投。ポストシーズン初勝利を挙げていたが、0回1/3で3安打3四球で7失点(自責6)でKO。まさかの背信の投球となった。(Full-Count編集部)