ヤンキース 5-1 ツインズ(地区シリーズ・日本時間8日・ミネソタ)

 ヤンキースは7日(日本時間8日)、敵地で行われたツインズとのア・リーグ地区シリーズ第3戦で5-1で快勝。3連勝で2年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。田中将大投手は試合後に歓喜のシャパンファイトに参戦した。

 充実のシャンパンファイトだった。田中の囲み取材には4番エンカーナシオン、正捕手サンチェス、若手選手らが続々と参戦。シャンパン、ビールを次々と右腕へ浴びせていった。田中は「集団暴行を受けたみたい」と冗談交じりに苦笑いを浮かべたが、チームでの存在感の大きさを物語るワンシーンだった。

 世界一へ弾みをつけるスイープ突破だ。田中は5日(同6日)に本拠地で行われた第2戦で先発。スプリット、スライダーでツインズ打線を封じ、日本人最多のPS4勝目(2敗)を挙げた。ポストシーズンは通算防御率1.54。PS初登板から先発6試合連続で2失点以下は史上2人目で、1965年のワールドシリーズでMVPに輝いたドジャースのサンディ・コーファックス以来の快挙だった。

「嬉しいですよ。今まで勝ち上がる時って、目一杯やって勝ち上がっていたんで。スイープで決められたのは、日程的にも余裕が生まれると思うし、また立て直して準備ができると思うので。凄くいい流れだと思います」

「嬉しいですけど、目指している部分はもっと先」

 チーム力にも手応えをつかむ3連勝となった。ヤンキースはレギュラーシーズンで103勝を挙げたが、ツインズも101勝。MLB史上最多のシーズン307本塁打を記録した“超重量打線”を目覚めさせることなく勝ち切った。

「(チーム状況は)いいでしょ。いい戦い、いいゲーム運びができていると思います」

「守備も良かったし、いいディフェンスもありましたけど、ポジショニングも色々あると思いますけど、いい当たりが正面を付いたところも大きかったと思うし、そういった流れも取り逃がさずにゲームを取れたのは大きかったと思います」

 初の世界一まで、あと8勝。12日からのリーグ優勝決定シリーズではアストロズ、レイズの勝者との対決が待っている。

「嬉しいですよ。嬉しいですけど、目指している部分はもっと先なので。とはいえ、1つ1つやっていかないと、そこにはたどり着かないので。1個1個、みんなで頑張っていければと思います」

 ガッチリと流れをつかみ、次はワールドシリーズ切符をつかみにいく。(小谷真弥 / Masaya Kotani)