松本航は7勝をマーク、平良は最速158キロの剛腕 西武 – ソフトバンク(CS・9日・メットライフ) 「パーソル クライマックスシリーズ パ」ファイナルステージが9日に開幕する。楽天とのファーストステージを2勝1敗で突破したソ…

松本航は7勝をマーク、平良は最速158キロの剛腕

西武 – ソフトバンク(CS・9日・メットライフ)

「パーソル クライマックスシリーズ パ」ファイナルステージが9日に開幕する。楽天とのファーストステージを2勝1敗で突破したソフトバンクを、リーグ王者西武が迎え撃つ形となった。今回は、このクライマックスシリーズ(CS)が自身初のポストシーズンの試合になることが予想される西武の選手を紹介する。なお、今季新加入の外国人選手は除外している。

 終盤の猛チャージでパ・リーグ連覇を成し遂げた西武。過去10年で6度CS進出を果たしているが、先発陣にはプロ初の大舞台となる投手もいる。まずはドラフト1位ルーキーの松本航投手だ。開幕こそ出遅れたものの、終わってみればチーム3位タイの7勝をマーク。うち3勝は本拠地・メットライフドームで挙げたものだ。レギュラーシーズンとはまた違った本拠地のマウンドは、ルーキー右腕にさらなる覚醒をもたらすか。

 4年目の本田圭佑投手は今季自己最多の16試合に先発し、6勝を挙げた。そのうちの4勝はロッテから挙げたものだった。プロ4年目にして初めて勝ち取った大舞台への切符を手に、CSの大舞台で「ロッテキラー」からもう一皮むけたい。

 7月19日にプロ初登板を果たした2年目・平良海馬投手もほぼ確実にCSのマウンドに上がりそうだ。若干19歳ながらも、球団史上最速タイとなる158キロの快速球を投じて多くのファンに衝撃を与えたことは記憶に新しい。8月からは「7回の男」として定着し、平井克典投手、増田達至投手とともに勝利の方程式を確立。シーズン終盤の首位猛追、そして逆転優勝に大きく貢献した。沖縄・八重山商工高時代に甲子園の出場経験はなく、自身にとっておそらく初めての大舞台となるが、持ち味の直球を自信を持って投げ込むことができるか。