心配された台風は夜のうちに通過し、大会当日の朝は快晴となった。その中で行われたインカレ予選を兼ねた個人選手権本選。東洋大…
心配された台風は夜のうちに通過し、大会当日の朝は快晴となった。その中で行われたインカレ予選を兼ねた個人選手権本選。東洋大からは5名の選手が出場するも、悔しい結果となった。
快晴とは引き換えに、厳しい暑さと強風が会場を包んだ。予選では50mだった距離が、本選では70mから射たなければいけない。選手たちは予選とは異なる状況に苦戦した。「予選からあまり調子が良くなかった」と話す中野(法3=磯辺)は、総合では413点の87位となった。この結果に「距離が離れた分、風の影響も受ける」と環境の難しさを語った。「予選では風がなくて暑くもなく、ベストコンディションだった」と振り返った増川(総4=淑徳巣鴨)は、本選での結果に「点数が下がっても少しにとどめなければいけない」と反省点を上げた。
女子では、下級生の吉留(法2=千葉女子)、清水(食1=花咲徳栄)が本選に出場。吉留は総合372点の54位に終わったが「点数に関してはまだまだだが、本選に出られたことが大きかった」と前向きにとらえた。清水は総合394点の36位と健闘。「もっと暑さに強くなりたい」と課題を見つけた。
この大会が最後となる増川は、大学2年次で首の骨を負傷してしまい、右射ちから左射ちに変えた。「辛い思いもしたが仲間に支えられて、左で予選通過できるくらいまでできるようになった」と東洋大アーチェリー部での4年間を振り返った。その増川は「今年のリーグ戦以上の結果」を新チームに求める。新体制が始動して大澤(済1=千葉英和)は「いい先輩たちについていきたい」と話し、チームの雰囲気は良好だ。11月の新人戦や来年のリーグ戦へ向けて、今大会は課題を見つける経験の場となった。
記事:藤井圭