ドジャースは6回に一挙7得点で逆転、前田は前回登板から打者7人連続アウトの快投ドジャース 10-4 ナショナルズ(地区シリーズ・日本時間7日・ワシントン) ドジャースの前田健太投手は6日(日本時間7日)、ナショナルズとの地区シリーズ第3戦に…

ドジャースは6回に一挙7得点で逆転、前田は前回登板から打者7人連続アウトの快投

ドジャース 10-4 ナショナルズ(地区シリーズ・日本時間7日・ワシントン)

 ドジャースの前田健太投手は6日(日本時間7日)、ナショナルズとの地区シリーズ第3戦に5番手で登板し、打者2人をわずか5球でアウトに仕留める完璧な投球を見せた。ドジャースは1点を追う6回に打者11人で7点を奪う猛攻を見せ、10-4で勝利。2勝1敗としてリーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。

 1勝1敗で敵地に乗り込んだドジャースは、今季ナ・リーグトップの防御率2.32と活躍した柳賢振が先発。しかし、初回にソトに先制2ランを浴びた。それでも、その後は柳、ナショナルズ先発サンチェスが好投。ドジャースは5回にマンシーのソロでようやく1点を返した。

 ナショナルズは6回から本来は先発の左腕コービンを投入。しかし、これが裏目に出た。ドジャースは先頭ベリンジャーが右前打のあと、シーガーとポロックは連続三振に倒れるも、フリースは右前打で2死一、三塁。ここでマーティンが左中間を破る2点二塁打を放ち、逆転した。テイラーは四球、続くヘルナンデスは左翼への2点二塁打、マンシーは敬遠四球でコービンは降板。ナショナルズのピッチャーがスエロに代わると、ターナーが3ラン。打者11人の猛攻で7点を奪った。

 その裏、ドジャースはケリーの乱調などで2点を失うも、ウリアスが登板してリードを守る。ドジャースは8回、コラレクが先頭の左打者ソトを抑えると、1死から前田がマウンドへ。先頭ケンドリックはスライダーで右飛、ゴームズは初球の94マイル(約149キロ)直球で一邪飛とわずか5球で打者2人を打ち取り、抑えのジャンセンにつないだ。

 ドジャースはその裏にマーティンが試合を決定づける2ランを放ち快勝。4年連続のリーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけた。前田は地区シリーズ第1戦でも打者5人を完璧に抑えており、これで2試合連続無失点。2試合で打者7人を計24球で料理する圧倒的な投球で勝利に貢献している。(Full-Count編集部)