テニスファンであれば、試合観戦はもちろんのこと、テニスを題材にした映画も押さえておきたいところだ。そこで、米ウェブメディアのRankerが発表している、「テニス映画ランキング」からベスト10をピックアップして紹介する。10位:Legends Of Wimbledon: Pete Sampras

ピート・サンプラス(アメリカ)の1989年の不運なデビューから、2000年の記録的な勝利まで、彼の「ウィンブルドン」7冠の歴史を追った、2006年に制作されたドキュメンタリー映画。

9位:When Billie Beat Bobby

『When Billie Beat Bobby』は、2001年に制作された米テレビ局ABCのドキュメンタリー風ドラマ。1973年に「The Battle of the Sexes」と題され行われたビリー ジーン・キング(アメリカ)とボビー・リッグス(アメリカ)の男女間で行われたエキシビションマッチをもとにしたドラマだ。『ピアノ・レッスン』でアカデミー主演女優賞を受賞したホリー・ハンターが主演している。

8位:Legends Of Wimbledon: Bjorn Borg

ビヨン・ボルグ(スウェーデン)の輝かしいテニス史を綴った、2004年に制作されたドキュメンタリー映画。ジョン・マッケンロー(アメリカ)やボリス・ベッカー(ドイツ)らも出演している。才能あるティーンエージャーの時代から、成熟した選手へと進化を遂げていった彼のキャリアを、希少なビデオやインタビューとともに紹介している。

7位:Arthur Ashe: Citizen Of The World

黒人として初のグランドスラム優勝を成し遂げた、伝説的テニスプレーヤー、アーサー・アッシュ(アメリカ)の1994年にテレビ映画として制作されたドキュメンタリー。人権問題なども触れており、彼が活躍した時代の時代背景も垣間見ることができる。

6位:『マッチポイント』(原題:Match Point)

2005年公開の、ウディ・アレン監督・脚本によるイギリス映画。ニューヨーク派で知られる名匠ウディ・アレンが初めてロンドンでの撮影を敢行したサスペンスで、2005年のアカデミー脚本賞にノミネートされている。

イギリスの上流社会を舞台に、持ち前の野心で地位と富を手に入れる、元プロテニス選手の男の運命を描く。主人公を演じるのは、『アレキサンダー』のジョナサン・リース・マイヤーズ。彼を惑わせる妖艶なアメリカ人女性を『ゴースト・イン・ザ・シェル』のスカーレット・ヨハンソンが演じている。

5位:The Journeymen

男子シングルス自己最高位109位の元プロテニス選手Geoff Grantと、1991年に当時世界8位だったピート・サンプラス(アメリカ)を破ったことのある、同じく元プロテニス選手のMark Keilが、アンドレ・アガシ(アメリカ)やパトリック・ラフター(オーストラリア)など、当時に活躍していたトップ選手たちの素顔を映し出した、2004年に制作されたコメディタッチのドキュメンタリー映画。

通常カメラが入ることのないロッカールームや、オフコートでの選手たちに密着して撮影された映像はかなり希少だろう。

4位:7 Days In Hell

2010年「ウィンブルドン」でのジョン・イズナー(アメリカ)と、ニコラ・マウ(フランス)のテニス史上最長試合からインスピレーションを受けて、2015年に米テレビ局HBOが制作した、アダム・サムバーグ主演のドキュメンタリー風コメディテレビ映画。

2人のライバルが7日間をかけて戦う模様を、本人役で出演のマッケンローやセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)など、豪華な出演陣で制作された爆笑コメディだ。

3位:『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』(原題:The Battle of the Sexes)

9位の『When Billie Beat Bobby』と同じく、1973年の男女間でのエキシビションマッチ「The Battle of the Sexes」を題材にした2017年制作の映画。

男性優位だったテニス界を変えようとしたビリー ジーン・キングと、それに異議を唱え試合を申し込んだ男子テニス元王者のボビー・リッグスとの戦いを描く。監督は『リトル・ミス・サンシャイン』などのジョナサン・デイトンとヴァレリー・ファリス。『ラ・ラ・ランド』のエマ・ストーン、『フォックスキャッチャー』のスティーヴ・カレルらが出演している。

2位:『ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男』(原題:Borg vs McEnroe)

ビヨン・ボルグとジョン・マッケンロー、伝説的なライバルが対戦した1980年「ウィンブルドン」の男子シングルス決勝戦を描く、2017年に制作されたスウェーデン・デンマーク・フィンランド合作のドラマ映画。ボルグ役にスヴェリル・グドナソン、マッケンロー役には『トランスフォーマー』シリーズのシャイア・ラブーフが出演している。

1位:『ウィンブルドン』(原題:Wimbledon)

「ウィンブルドン」を最後に引退を決意したイギリス人テニス選手のピーターが、優勝候補として注目されるアメリカ人選手のリジーと出会い恋に落ちる、2004年制作のロマンティック・コメディ。『スパイダーマン』シリーズのヒロイン役キルスティン・ダンスト、『ダ・ヴィンチ・コード』のポール・ベタニーらが出演している。

10位以下には、2006年に漫画をもとに実写映画化された日本映画、『テニスの王子様』(英題:The Prince of Tennis)が12位にランクインしている。アメリカの投票式ランキングなため、このランキングの中には、日本未公開のものや、日本国内では入手困難な映画も含まれる。また、Rankerは投票制のウェブサイトで、ランキングは日々変動している。

(テニスデイリー編集部)

※写真は1973年当時のビリー・ジーン・キングとボビー・リッグス

(Photo by Bettmann)